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高鳴る所には忘れず付箋を

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sumikaに関する記事をまとめています。 時々くるマイナスな面に備えて。
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記事一覧

sumikaの活休とRe:birth tour

sumikaの活休とRe:birth tour

 最近sumikaが2015年に活休した時のことや、2016年のRe:birth tourのことを思い出していた。思い出していたといってもライブで何の曲をやったとか、MCで一言一句何喋ったとかは1つも覚えていない。ただ、今のsumikaの状況と重なる部分があって、ああ当時もこんな気持ちだったなということをぼんやりと思い返していた。片岡さん復帰のライブ"ふっかつののろし"はDVDとして映像が残ってい

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sumikaのメインギターはどれだ

sumikaのメインギターはどれだ

バンドのボーカルのメインギターというと、そのバンドの顔の1つとも言える。アジカンのゴッチといえば赤のギブソンレスポールスペシャルダブルカッタウェイ。その影響を受けたKANA-BOONの谷口鮪といえば、同じ種類の黄色。SHISHAMOの朝子ちゃんといえば真っ黒のテレキャスター。Saucy Dogの石原慎也といえばキリンのステッカーが貼ってあるテレキャスター。バンドを何年続けてもメインのギターは変えな

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岩井俊二作品くらいの彩りとはなにか〜sumikaの『ソーダ』から考える〜

岩井俊二作品くらいの彩りとはなにか〜sumikaの『ソーダ』から考える〜

 大学生のある日sumikaの『ソーダ』という曲を聴いていた時、ふと「2人と1匹のストーリーには岩井俊二作品のくらいの彩りはなく」という歌詞に引っ掛かった。岩井俊二という名前は聞いたことがあったが、岩井俊二作品を読んだことが無かった私は、岩井俊二作品くらいの彩りと言われてもピンと来なかった。すぐに大学の本屋さんで、岩井俊二さんの作品を探し、『ラヴレター』という作品を買った。読み終わって表題の疑問に

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sumika 〜10th anniversary THE MOVIE〜

sumika 〜10th anniversary THE MOVIE〜

sumikaの映画が公開された。やっと見ることができる喜びと、これできっとじゅんちゃんの映像を見るのは、4人の映像を見るのは最後になるんだろなという寂しさを一緒に持って映画館に向かった。この先はネタバレを含む映画の感想をつらつら書いていこうと思う。

映画が始まってすぐ4人の名前が順番に出てきた。3番目にJUNNOSUKE  KURODAの文字。
もう4ヶ月。いや、まだ4ヶ月しか経ってないのに随分

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Ten to Ten to 10 〜sumika浜スタ伝説の夜〜 

Ten to Ten to 10 〜sumika浜スタ伝説の夜〜 

「浜スタに語り継がれるような伝説のライブにします。」と片岡さんが言った通り、sumika 10周年記念ライブ『Ten to Ten to10』は、次の日の朝のニュースで約4時間に渡ったと報じられた。全40曲、約4時間の伝説のライブの記憶の記録。

 2月24日。予想もできない悲報が突然、知らされてから止まった時間。もう一生会えないかと思った。もう立ち上がれないかと思った。『Ten to Ten t

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sumikaの魔法

sumikaの魔法

 みなさんは“魔法”というものを信じるだろうか?音楽の魔法、言葉の魔法。日常生活の中で“魔法”という言葉はよく耳にする。魔法という言葉に現実味があるかないかはさておき、「とりあえず魔法ってつけとけば素敵に聞こえるだろう」という浅はかな考えから、最近魔法という言葉が、根拠もなく使われることが多くなってきたように思われる。以前の私はそんなものを信じていたわけもなく、音や言葉はただのツールでしかなく、そ

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