大嫌いと言われたら、大好きと思う人がいる証拠
「なんかあの人、私のこと嫌ってるっぽい…」「あんなこと言われたらショックだな…」。そんなふうに感じることってありませんか?でもちょっと待ってください。それって、実は良いことかもしれないんです。
だって、大嫌いと思う人がいるなら、その反対側には**「大好き」だと思ってくれる人がいる**ってことだから。
この世の中は「陰と陽」「プラスとマイナス」というバランスでできているもの。振り子のように片方に振られた分だけ、もう片方にも振られる要素があるんです。だから、「嫌い」と言われるのは、「好き」と思ってくれる人がいることの裏返しとも言えるんですよね。
振り子の世界:好きと嫌いはセットで存在する
考えてみてください。たとえば有名な芸能人。熱狂的なファンがいる一方で、アンチも必ずいますよね。なぜなら、何かを発信したり行動したりすると、それを「良い」と思う人と「悪い」と思う人が必ず出てくるから。
でも、もしその芸能人が「みんなに好かれたい!」と無難なことだけをしていたらどうなるでしょう?きっと、「特に好きでも嫌いでもない」っていう人ばかりになるはずです。
つまり、「好き!」と言ってもらうためには、どこかで「嫌い」と思われるリスクを取る必要があるんです。どちらもセットなんだから、「嫌い」と言われたら「やった、自分はちゃんと影響を与えてるんだな」って思えばいいんです。
人の目を気にしすぎると、無難な人生になる
確かに、波風の立たない人生は楽です。みんなに嫌われたくないし、悪く思われたくない。だから、誰にも反感を持たれないように行動するのも一つの選択肢です。
でも、その生き方って、本当に自分らしいと言えるでしょうか?
何かを始めたいと思ったとき、周りの目を気にして「でも、こんなことしたらどう思われるかな…」と止めてしまった経験はありませんか?たとえば:
・趣味で本気になりたいけど、「笑われるかも」と一歩を踏み出せない。
・仕事で新しいアイデアを提案したいけど、「反対されたらどうしよう」と黙ってしまう。
でも、それを気にして何もせずにいると、誰にも嫌われない代わりに、誰からも「大好き!」と思われることもありません。そして気づいたときには、自分が本当にやりたかったことを何もできていなかった…なんてことも。
どうせプラマイゼロになるなら、やりたいことをやればいい
この世は振り子の世界です。どちらかに振られれば、必ずその反対にも振られる。だから、誰かに「嫌い」と言われたとき、その振り子はもう反対側に動いて、「好き!」と言ってくれる人の元に届いているはずです。
だったら、「どうせプラマイゼロだし」と開き直って、自分の好きなことをやったほうが楽しいと思いませんか?
言いたいことを言う。
やりたいことをやる。
自分が楽しいと思うことを全力でやる。
もちろん、誰かを傷つけるようなことをするのは違いますが、自分の幸せのために選ぶ行動なら、堂々としていればいいんです。
一度きりの人生、好きに生きた人の勝ち
人生は一度きりです。しかも、何歳まで生きられるかも分からない。そう考えると、「人にどう思われるか」にとらわれて、自分のやりたいことを我慢するなんて、もったいないと思いませんか?
好きに生きる人は、どんなことにも情熱を注ぎます。自分が好きなものを選び、自分が楽しいと思うことに時間を使い、誰にどう思われようと気にしない。そして、その姿勢が周りの人にも勇気を与え、魅力的に映るんです。
逆に、「嫌われたくない」と無難に生きている人は、たとえ人に嫌われることはなくても、何かを好きになってもらうこともありません。それって、とても寂しいことだと思いませんか?
「好き」と「嫌い」のバランスを楽しもう
大嫌いと言われたら、「ああ、自分はちゃんと何かを伝えられてるんだな」と思えばOK。どちらかに振り切れた分だけ、その反対側に「好き」と思ってくれる人もいるはずです。
自分の人生の主役は自分。だから、どうせプラマイゼロになるのなら、遠慮せずやりたいことをやって、好きなように生きていきましょう。一度の人生、好きに生きた人がやっぱり一番楽しいんですから。