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“言葉のズレ”を防ぐヒントは子どもにあった!

「ママ、◯◯ちゃんのこと好き?」
突然、こんなことを聞かれると驚きますよね。うちの子がこう言うときは、たいていお友だちと何かあった時なんです。

「どうして?」と聞くと、少し泣きそうな顔で、「だって、もう一緒に遊ばないって言われた。僕、◯◯ちゃん嫌い…」と返ってきました。

子どもの言葉の背景を知る
よくよく話を聞いてみると、どうやら◯◯ちゃんはそのとき、ただ別の遊びをしたかっただけのようでした。「一緒に遊ばない」と言ったのも、嫌いという意味ではなく、他の言葉を知らなかったから。それだけのことだったんです。

確かに、「一緒に遊ばない」と言われたら、拒絶されたように感じるのも無理はありません。でも、背景を考えれば深刻な話ではなかったんですよね。翌日、幼稚園に行くと、◯◯ちゃんが息子のところに駆け寄って、2人でケラケラ笑いながら遊び始めました。

大人にもよくある言葉のズレ
子どもの世界ではこういった「言葉のズレ」がよくあります。でも、考えてみると、大人の世界でも似たようなことってありませんか?相手が発した言葉を、自分の解釈で受け取ってしまい、誤解が生まれること。子どもなら翌日にはすぐ仲直りできても、大人だとなかなかそうはいきませんよね。

歪みをなくすための「自己開示」
この言葉のズレや歪みを減らすために、私が大切だと思ったのは「自己開示」です。普段から自分の考えや価値観を周りに伝えておくことで、誤解を生み出しにくくすることができるんです。

例えば、「私はこんな風に物事を考えるタイプだよ」とか、「あの発言にはこういう意図があったんだ」と言葉にする習慣があれば、相手は「あの人はこういうつもりで言ったんだな」と軌道修正できます。

まとめ:自己開示で誤解を防ぐ
子どものケンカを見て、言葉のズレは誰にでも起こるものだと感じました。でも、そのズレを防ぐために、自分自身を少しずつ周りに伝える努力をしていくこと。それが、歪みのない関係を作る第一歩なのかもしれませんね。

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