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950am
「たった10分」が子どもに与えた影響とは?
「これくらいならいいかな」
そんな気持ちが、子どもに寂しい思いをさせていたことに気がつきました。
最近、幼稚園の預かり保育にも慣れ、楽しそうに過ごしていたわが子。仕事が立て込んでいたこともあり、「10分くらいなら大丈夫」と、少し遅れてお迎えに行くことが続いていました。
するとある日、息子が「預かり保育やだ。みんなと一緒のお迎えにして」と言い出したのです。
預かり保育自体は楽しんでいるようだったので、なぜ?と理由を聞くと、本当は預かり保育が嫌なのではなく、「ママが約束の時間より遅れてくるのが寂しい」と。
その瞬間、お迎えの時間は単なるスケジュールではなく、 「子どもとの約束」 でもあることに気がつきました。
子どもは、お迎え時間になればママが来てくれると信じて待っている。たとえ10分でも遅れると、 「約束を守ってくれなかった」 という気持ちになってしまうのです。
大人にとっては「たった10分」でも、子どもにとっては大きな意味を持つことがあるのだと、改めて実感しました。
これからは、小さな約束も大切に守っていかないといけなきですね。