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クラシコなら医療業界に対するモヤモヤを解消できると感じました
はじめまして。クラシコです。私たちは白衣を中心に、スクラブ、ナースウェアや聴診器などメディカル領域で事業をおこなっています。
noteでは私たちがどんな会社で、どんなことを考えながら、どんな仕事をしているのか。そんなことを、メンバーインタビューなどを通して少しずつお話していきたいと思います。
今回、インタビューで伺うのは、商品企画部の中尾(なかお)さん。
看護師や訪問看護センターでの管理職のほか、ファッション誌の制作にも携わっていたという異色の経歴の持ち主です。
なぜクラシコへの転職を決めたのか?その出会いから入社の決め手、実際に働くようになってから感じている仕事の魅力などを伺いました。
医療業界を変えるため試行錯誤の日々
──クラシコではどのようなお仕事を担当されてきたのでしょうか?
入社当初は新規事業部で自社サイトの立ち上げや、バイヤーとして商品の選定をしていました。それに紐づける記事の制作なども私の仕事でした。
現在では、商品企画を担当しています。
ナースウエアやレディースのドクター白衣、医師のシューズや患者衣などのデザインのほか、素材開発なども担当の範囲です。
──クラシコに入社する以前は、看護師やファンション誌の編集者をしていたそうですね。
ファーストキャリアは小児科の看護師で、3年ほど勤めていました。
そこから雑誌編集に興味を持ったのは、子どもたちが入院や治療、検査をする前におこなうプリパレーション(恐怖心や不安を最小限に抑えるための支援)がキッカケでした。
絵本などを使って説明するのですが、わかりやすいものがなく、それならば自分で作ってみようと思ったんです。
──その後、どういった経緯でクラシコへ入社するのでしょうか?
出版系の会社へ転職後、制作アシスタントとして制作職のキャリアをスタートさせます。
出産を機に退職するのですが、その後ベンチャー企業でWebディレクターをするなど10年近く制作畑にいました。
しかしその間も、看護師をしていた頃に感じていたモヤモヤは抱えたままでした。患者さんからは感謝されるけれど、周囲からはキツくて大変な仕事と思われている現実。ナースウエアも着心地が悪く、職場環境も決して良いものではありませんでした。
もっと憧れの職業であっていいはずなのに、そうなっていないことにもどかしさを感じていました。そんなとき、クラシコと出会ったんです。
入社の決め手はジェラートピケとのコラボ服
──クラシコはどのようにして知ったのでしょうか?
その頃の私は再び転職をしていて、訪問看護ステーションで管理職をしていました。医療業界を自ら変えるために起業を考えていて、その準備期間でもありました。
ですが保守的な業界のため、看護師を取り巻く環境が10年前と何も変わっていない現実があり、内側からカルチャーを変えることの難しさも痛感していました。
そんなとき、夫がWebサイトで見つけた会社を指して、「君がやりたいことって、こういうことじゃないの?」とクラシコのことを教えてくれたんです。
──入社の決め手は何だったのでしょう?
代表の大和(おおわ)と初めて会った日、医療業界に感じているモヤモヤを始め、解決すべき課題、自分のこれまでの職歴などを話しました。
それからしばらくしたある日、新規事業を立ち上げるにあたり編集者を探していると連絡があり、ライターとしてお手伝いをするように。
入社の打診が何度かあったなか、ジェラートピケのナースウエアを見る機会がありました。その時に思ったんです。クラシコでなら、自分が抱えていた業界へのモヤモヤを解決できるんじゃないかって。
──ジェラートピケとコラボしたナースウエアから何を感じたのですか?
「カッコイイ!すごくいいものを作ってる!」って直感的に思いました。
自分もつくる側に回り、一緒に医療業界を変えていきたいと入社を決意しました。自分が看護師だった頃に、こんなにおしゃれなナースウエアを着て働きたかったと心底思ったんです。
それから3ヶ月の試用期間があり、正式に入社が決まりました。
クラシコは白衣業界のベンチャー企業!
──実際に入社してみて、改めて感じたクラシコの魅力は何でしたか?
裁量が大きい会社というのは試用期間中にも感じていました。やりたいことをやれる会社だと思います。
地に足を着けて数字を見ることは必要ですが、会社のミッションに対して、どういう企画をあげて、どう周りを巻き込んでいけるかを自分発信でやれる環境があります。
チャレンジ精神が旺盛な、まさに白衣業界のベンチャー企業です。
私が以前勤めていたWebのベンチャー企業では、新しいものをどんどん取り入れるカルチャーがありました。そういった環境に慣れていた私にとって、非常に仕事がしやすい環境だと感じています。
──挑戦が感じられるエピソードはありますか?
クラシコで働く人はみんな性格が良く、忌憚なく意見交換ができるフラットな人間関係があります。しかしそれだけでなく、プロフェッショナルとしての気概もあります。
例えば、白衣やナースウエアは何度も洗濯するものなので、丈夫で安価な生地が業界的にも長く選ばれ続けていました。
「着心地が良くてファッショナブルなものがあってもいいのに…」と看護師時代にも感じていましたが、それができない理由があることもわかっていました。
だからこそクラシコが、通気性が良くて肌触りも良く、ストレッチ性もあって、見た目にも可愛いナースウエアを開発していたことに驚いたんです。
医療の現場にいたからこそ、これが大きな挑戦であることがわかるんです。
──中尾さん自身の挑戦、発案から形になったものはありますか?
印象に残っているのは「プルーフテックシューズ」という、撥水性に優れたドクターのためのシューズです。
20~30名のドクターにインタビューをしたところ、ほとんどの医師が足元に課題を感じているということがわかり、開発に踏み切った商品です。
クラウドファンディングで興味がある方を募集したところ、100名の応募枠に対して300名の注文が入ったプロジェクトでした。
ほかにも、手術などで立ちっぱなしのドクターも多いことから、ふくらはぎのむくみを解消する「クラシコドクターカーフ」なども発案しました。
珍しいところでは、飲食店への導入事例として「鮨竹半 若槻」さんのユニフォームを開発したこともあります。
どれも発案自体は私ですが、モノづくりは自分ひとりでは完結しないところに面白さを感じています。
新規事業に携わっていた頃は個人プレイが中心でしたが、商品企画に移ってからはチームプレイで作り上げていくことに醍醐味を感じています。
──最後に、中尾さんがこれから挑戦したいことを教えていただきたいです。
まだぼんやりしていますが、クラシコの培ってきた経験やナレッジを足掛かりに、新しい事業を作れたらと考えています。
特に繊維開発に関しては、モノづくり業界のなかでも貴重で、クラシコの財産だと思っています。
医療業界の新しい技術とつなげたり、医療の空間や環境にまでクラシコはかかわっていけるんじゃないかと考えています。
大ヒット商品、作りたいですね!
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