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休職中の人事との面談


人事から連絡があった
いつ戻るのかある程度の期限を決めれたら
という話だった

私はいつも大事な話の時に
不利になることをバカ正直に話したり
不必要な言葉で間を埋めてしまうことばかり
してきていた

今回はそうならないように 伝えたい内容と
余計なことは喋らないとノートに大きく書いた


結論から話していく
もう同じ場所には戻れないと思ってます
病院の先生からは 戻っても同じことになる
と言われていて、私もそう感じています

人事は
人も場所もやり方も変わってしまっているから
すごくそれに合わせるのに大変だと思う
体調が余計悪くなるのかもしれない
と私個人のことを考えて話してくれた

すごく長い沈黙が続いて
「会社には新しい部署の立ち上げで
色んなこと経験させてもらって
できることも増えたしすごく勉強になりました
感謝しかないです
これから人員のいるタイミングで
社長も本当にこれからも続けてくれるか
気にされていたし
それができなくて申し訳ないと思っています」
とずっと思っていたことを話した

前の私は辞めるのに感謝とか言う人を
信じてなかった
イヤでやめたんでしょ?キレイごと?
とか思ってたけど
あの同僚と上司を除けば
やっぱり感謝しかない
同じ部署の人たちも
他部署の人たちも
みんないい人ばっかりだし
社長のこともすごい人だと思う

この際最後に思ってたことを全部言ってやろう
ってやってしまったこともあったけど
罪悪感だけが残るだけだった
後味が悪すぎる
会社で必要なのは毎日働いてくれて
利益を出している人だから
辞める人間の戯言になるだけ

でもイヤな人にいい顔をする必要もない

もしかしてこれはグレーに考えられてる?
なんか私少し変わったかも

会社も変わって大きくなると
色々働きづらくなることもあるからと
人事の人は言っていた

私のことを個人的に心配していて
切り捨てるようなことは
できるだけしたくなさそうだった


パニック発作が起きた時のことから
休んで人に迷惑をかけたことを
もう一度やるのが怖い
と伝えたら 納得してくれていた

「話すことも勇気がいりますよね
特にその発作のことは話したくないですよね
話してくれてありがとうございます」

ほんとうに優しい人
心のある人

明日会社で唯一信頼できる人に
このことを伝えよう
人事異動は急に報告があるから
先に話したい


話してなんかスッキリした
宙ぶらりんは一番不安だけど
必要な時間だった
これからだ 進まなくては

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