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#3 稽古場レポート その1

Comedy Symphony Classicsでは、いよいよ今年5月10日に迫った本公演『Comedy Symphony Classics 3 〜大切なあなたへ〜』に向けてリハーサルがスタートしました。

室内楽の演奏の面白さに歌い手たちの演奏とパフォーマンスが加わったのが、コメディーの演奏会。しかもそれを”オリジナルストーリー仕立て“で構成しています。
日本中を探してもこのような公演、ここだけしかないと自負しています!

連載企画「Comedy Symphony Classicsができるまで」は、そんな唯一無二のコメディーの演奏会が出来上がるまでの様子や制作現場でどんな事が起こっているかをリポートしながら、
読者のみなさまにComedy Symphony Classicsの演奏会やクラシック音楽をより身近に感じて頂けたら…という企画です。

#3は「稽古場レポート その1」と題して、1月から始まったリハーサルの様子をリポートしていきます。


今回の演奏曲たち


レポートに入る前に、今回演奏する曲たちについて簡単に解説します。
今回演奏する曲は大きく分けて、
室内楽編成でお届けする作品たち(器楽曲と呼んでいます)と、
声楽が加わる作品たち(声楽曲と呼…以下略)の2つに分かれます。

詳しいプログラムはご来場いただいてのお楽しみ…となりますが、
器楽曲ではあの作曲家が書いたオーケストラ音楽の名作(ちなみにこれはチラシに曲目が載ってます…汗)や、その他ストーリーに合わせて大小様々な音楽をお届けします。
声楽曲では、ソプラノ・テノールそれぞれのオペラアリア作品やデュエット、あとは日本では年末の風物詩としてよく知られているあの曲(これもチラシに…汗)も登場します。

曲数だけでみても、第1回の『動物の音楽祭』に匹敵する程そこそこの曲数があります。

読者のみなさまに先にお伝えすると、、
今回の演奏会、「音楽が過去一難しく難易度の高い作品が多い」のです。
難しく難易度が高い……、ということは客席で聴いていても ”なんか難しそう…“ って感じてしまうかしら…
と思われたみなさん、ごめんなさい。
そういうわけではないのです。

「音楽が過去一難しく難易度が高い」というのは、曲がとても精巧に描かれていて、高度な演奏技術が求められるという意味。
何度もリハーサルが必要な音楽ですが、今回集結したメンバーはそれぞれが日々研鑽を積み高め続けている音楽家たちなので、
合わせ続けていくうちにきっとそれはそれは壮大な音楽に仕上がっていくこと間違いなし。
音楽も演出(ストーリー)もすべてがピタッと揃った時、
それはそれは思わず鳥肌の立ってしまうような壮大で感動的な公演になると思います(初回リハーサルでそれを確信しました)!
お客様は、乞うご期待!!


今回の演奏曲はすべて、チェリストとしても出演する稲田悠佑氏によるアレンジが施されています。
ひとつひとつの作品には、作曲家の意図する作品の良さや込められたメッセージがもちろん再現されているわけなのですが、
それだけではなく、今回はさらなる仕掛けが隠されています。

聴き始めて、思わず「あれ、これって〜〜の作品だったよな…なんか違う響きが聴こえるぞ…」となったりするのです。

はじめてクラシック音楽に触れられる方にも親しんで頂けるよう制作していますが、
今回は普段よくクラシック音楽を聴いておられる方にもかなりおすすめで、ぜひ足を運んでいただきたいと思っています。

取り上げる作品たちについては、ここでは面白さを書ききれず、、
また別の回で少し詳しく取り上げる予定ですのでぜひそちらもお楽しみにお待ちください!

稲田氏が書き下ろしてくれた記事「編曲作業にまつわるあれこれ」もお読み頂けると、より想像が膨らむと思います💭

まだの方はぜひご覧ください!


1月のリハーサルの現場から

初回にあたる1月のリハーサルは、まずは器楽メンバーのみでの合わせからスタート。
膨大にある曲たちをまずは一通り確認し、音楽の様子や注意すべきポイントを洗い出していきます。

全員で揃って音にするのはこれがはじめて。
中には高度な演奏技術が求められる作品もあり、思わず「難しい!!!」と悲鳴が上がる場面もありました(笑)

これから5月まで、メンバー全員で難しい山に向かって挑戦していきます。

ただ、演奏曲の数も多いため、なかなかスムーズに運ばないのが今回のリハーサル。
初回は器楽だけでリハーサルをし基盤を固めた上で、次回から声楽が合流し全員で…という流れなのですが、
予定をかなりオーバーし取りこぼしてしまう曲も出てきました…。
それだけ音楽が充実しているという嬉しいことなのですが、
いかに上手にスケジューリングしていくか、ということも制作側の腕の見せ所なのかもしれません。笑


2月のリハーサルから、いよいよ声楽合流して全員での音楽作りが始まります!
noteでは引き続き、現場の様子や声をみなさまにお伝えしていきますので、
引き続き楽しくご覧いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします!

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