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個人的な感想に過ぎない。けれど、もし参考になるなら。ネタバレは基本しないで書こうと思う。けれど、たまには少しバラすかも。
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2020年10月の記事一覧

「監視資本主義 デジタル社会のもたらす光と影」の凄まじさ

「監視資本主義 デジタル社会のもたらす光と影」の凄まじさ

Netflixのオリジナルドキュメンタリー「監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(原題:The Social Dilemma)」を観た。ちょっと気になっていたぐらいだったが、観始めて思った。これは、本当にすごい。凄まじい。何となく気づいている現状を、えぐり出して、深く、深く気づかせてくれる。

私はいみじくもデジタルで食っている人間のうちの一人だ。だが、これを観る前と観た後では、デジタル、と

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「TENET」感想

「TENET」感想

内緒だけど平日夜、久しぶりの映画館。映画館良いねー。

これは難しい。ぼけっと見てられない。もう一回見たいと思わせる仕掛けが多過ぎる!ストーリーのテンポも良いし、観客を引き込むのはさすがノーラン監督。アクションもド派手。

タイムリープ系は好きだ。シュタインズ・ゲートや、オール・ユー・ニード・イズ・キル、もちろん古くはバックトゥザフューチャーも。TENETは少し、分かりにくい部類に入るだろう。

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「ハウス・オブ・カード」が面白い!

「ハウス・オブ・カード」が面白い!

韓国ドラマばかり見ていたから少しはテイストを変えようと、誰かが良いと言った「ハウス・オブ・カード」を見始めた。

これが面白い!韓国ドラマと比べてしまう。韓国ドラマ特有の感情を深く描くところや極端な場面展開はほとんど見られない反面、心理戦の描き方がエグい。面白い。引き込まれる。さすが、本家本元。

脚本が良いのだろう。ストーリー展開のテンポはもちろん良いのだが、心理描写が本当にエグい。なかなか、絵

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「1兆ドルコーチ」読後感

「1兆ドルコーチ」読後感

なんとも言えない読後感だった。本を読んで、涙ぐむことは今まで記憶にない。そういう歳になったとも言えるだろうし、それだけ感動的だったとも言える。

いわゆるスタートアップ向けのビジネス本(例えば「時間術大全」のような)だと思っていた。見事に内容は裏切られ、ビル・キャンベル氏の人柄を、余すところなく伝えていた。もちろん、ビジネスに必要な、コーチングのエッセンスもたくさん散りばめられている。

・管理・

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