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暴露療法のやり方

私がパニック障害を克服する為に取り入れている暴露療法のことをまとめてみました!恐怖症がある方に是非見てほしいです❤︎

暴露療法(エクスポージャー・セラピー)は、不安や恐怖を引き起こす状況や対象に段階的に直面することで、その不安や恐怖を軽減する治療法です。

お医者様と進めて行くのがおすすめですが、病院すら行けない方もいらっしゃると思うので、出来る項目から取り組んでもらえれば一歩前進し自信につながります!お医者さん目線で書いてありますが、どれも簡単に理解できる内容となっています。

暴露療法の進め方

1. 評価と準備

  • 評価: 患者の不安や恐怖の具体的な原因を特定します。

  • 準備: 患者に治療の目的とプロセスを説明し、治療に対する意欲や協力を確認します。

2. 階層リストの作成

  • 恐怖階層: 不安や恐怖を引き起こす状況を、恐怖の程度に応じてリストアップし、難易度の低いものから高いものへと順に並べます。

3. リラクゼーション技術の習得

  • リラクゼーション: 深呼吸、筋弛緩法、瞑想などのリラクゼーション技術を学びます。これにより、不安が高まったときにリラックスする方法を身に付けます。

4. 階層に基づく段階的な暴露

  • 初期暴露: 階層リストの中で最も軽度の恐怖を引き起こす状況に対して暴露を開始します。

    • 現実暴露: 実際の状況に直接対面する方法。

    • 想像暴露: 恐怖の対象や状況を頭の中で詳細に想像する方法。

    • 仮想現実暴露: 仮想現実技術を用いて恐怖の状況を体験する方法。

  • 持続: 恐怖や不安が軽減されるまで、その状況に長時間留まります。

  • 反復: 何度もその状況に暴露し、不安が低減するのを待ちます。

5. 難易度を上げる

  • 次の段階: 一つのステージで不安が十分に軽減されたら、階層リストの次のレベルに進みます。

  • 繰り返し: 各ステージで同様のプロセスを繰り返し、最終的には最も高いレベルの恐怖にも対処できるようにします。

6. 振り返りと維持

  • 振り返り: 進捗を定期的に振り返り、改善点や課題を確認します。

  • 維持: セッション終了後も恐怖の対象に対する適度な暴露を続けることで、効果を維持します。

注意事項

  • 暴露療法は、専門の治療者(心理学者、精神科医など)の指導のもとで行うことが推奨されます。

  • 無理に暴露を続けると逆効果になる可能性があるため、患者のペースに合わせて慎重に進めます。

暴露療法は時間と忍耐を要する治療法ですが、正しく実施することで多くの人が不安や恐怖を克服することができます。

インパクトのある荒療治に感じる方もいらっしゃると思いますが、私はこの方法で少しずつ行動範囲を拡げています。皆さまの症状が改善すると嬉しいです。読んで下さりありがとうございました♪

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