スタートアップ×ESG×カスタマーサクセス――未経験の挑戦で見えた"1"年間のリアル
自己紹介:
職種:カスタマーサクセス
前職:損害保険業界(代理店営業)・生命保険業界(個人・法人営業)
スタートアップxESGxカスタマーサクセスという全て未経験の分野に挑戦して、ちょうど1年経ちました。
シェルパで得たリアルな気づきや学びを、”3つの視点(自社・お客様・業界)”と”数字”で共有したいと思います。
ただ、先にお伝えしておくと、個人的な見解かつスタートアップに来て1年の未熟者の意見という立ち位置で捉えていただければと思います。
こんな方に読んでほしい:
大手企業からスタートアップへの転職を考えている方
カスタマーサクセス職へのキャリアチェンジを検討している方
ESG業界に興味があるが、未経験で不安に感じている方
自社(自分):
スタートアップ特有のスピード感と柔軟性
自社:”12”カ月で、”100”超の機能改善
厳密な数字ではありませんが、1年間で、100以上のプロダクトの改善が行われておりました。これがSaasスタートアップかという実感をしております。プロダクトの規模感は違う前提になりますが、私の前職では自分の声がプロダクトに届いてるという実感を得ることは中々難しい環境でした。シェルパでは、お客様からいただいた要望が迅速に改善されるプロセスを目の当たりにし、よりよいサービスを共に作り上げているという実感を得ています。自分:”3”カ月での職種転換:カスタマーサポート→カスタマーサクセス 私はもともとカスタマーサポートを担当していましたが、カスタマーサクセスの立ち上げのタイミングで初期メンバーとしてジョインしました。未経験ながらも、サポート業務を教えていただいたサポートチームのメンバー並びに希望を聞き入れ、異動を実現してくれた会社には感謝です。現在はお客様と密接に関わりながら、サステナビリティ担当者が抱える課題を議論し、解決策を模索する毎日です。「開発を楽しみにしています」というお客様の言葉に励まされながら、業務効率化と質の向上に貢献できるよう努力を続けています。
お客様:
年間”50”を超えるアンケートを”2”人で?しかも次年度にむけた報告並びに開示業務まで?
お客様との会話でよく登場するジョークの一つが、「サステナビリティ部署が一番サステナブルじゃない」という言葉です(笑)。 例えば、以下のような状況が挙げられます:
たった数名で年間数十件のアンケート対応に追われる(多いところでは100~300社/年対応する会社も)
人員増加を要請するも、社内でのESGの重要性が十分に浸透しておらず、予算が下りない
結果、最小人数で運営が続き、開示業務の質が低下する
このギャップに直面しつつ、より持続可能なアプローチを模索するのが、私たちの使命だと感じています。お客様と一緒にこの課題を共有し、システムやアドバイザリー等シェルパのフルリソースを使い、課題解決に向けて、共に取り組んでいきたいと考えております。
”90”%がお客様から学ばせていただいた・教えていただいた知識
お客様とのやり取りを通じて、最も多く学びを得ていると感じております。特にESG業界が未経験でしたので、お客様に現状の業務について伺うことが多くありました。(今も変わらず)最初はシステムの活用を提案しに行ったものの、逆に多くのことを教えていただくばかりで勉強不足を痛感しておりました,,,
ただ、現在は、議論を交わすことも増え、ESGのトレンドから業務課題まで、貴重なフィードバックをいただけるようになりました。これらの学びは、私たちのプロダクト改善の推進力となっています。
業界:
業界を語ることはできませんので、”2”つ宣伝させていただきます!!
①ESG Journal Japan
ESG推進に役立つ情報が満載のサイトです。私自身も日々の記事をチェックし、学びを深めています。また、定期的にオフラインおよびオンラインで弊社主催のセミナーも開催しており、ESGについてさらに理解を深める絶好の機会です。ぜひ一度チェックしてみてください!
②2023年のアドベントカレンダー
シェルパで働くメンバーによる昨年のアドベントカレンダーです。当時は入社したばかりで、カルチャー・業界・メンバーについて十分理解できていませんでしたが、今読み返すととても面白く、シェルパでの働き方が少しでもイメージしやすくなります。是非ご覧ください!!
最後に:
「まだ発展途上で、解がない業界」の課題をスピード感をもって、取り組める環境にやりがいを感じております。特に”非財務価値がどのように企業価値向上に繋がるのか”という問いは、依然として解決の途上にあり、お客様と共にその答えを見つけていきたい課題と考えております。
個人的な目標
直近目指している目標は、「日々お客様の要望を反映し、プロダクトを改善し続けることで、より多くの国内のお客様に価値を提供すること」です。その結果として、長期的には「業界の新しい可能性を切り開く」ことを実現したいと考えています。そして、国内にとどまらず、グローバルに通用するプロダクトを創り上げることを目指しています。
上記に、少しでも興味をもっていただけた方は、昨年の代表によるアドベントカレンダーとCultureDeckをご紹介させていただきますので、ぜひお読みください。シェルパに込められた想いがより伝わると思います。
アドカレ記事:
CultureDeck:
このようなビジョンに共感していただける方は、ぜひ弊社のポジションに応募いただき、一緒に働けることを楽しみにしています。
長文、お読みいただきありがとうございました!