Tverに『私たちはどうかしている』が上がって来ました
ドラマを見ていなかった私が、日本のドラマを見るきっかけになった作品『私たちはどうかしている』(2020)。これを見るまで横浜流星さんすら知りませんでした。
公式サイトはこちら。
公式サイトのトップ画像、何度見ても素晴らしいです。
主演のお二人、浜辺美波さんと横浜流星さんの美しさ全開、加えて和菓子の美しさ。ちゃんとビジュアルを作り込んでいるところがいいですね。
漫画原作のドラマ化ですが、古典的な昼メロ様式を踏襲しているような、“ドラマチックな”、そしてサスペンス要素を含んだメロドラマです。
全8回と比較的短いので、終盤は少しバタバタしている感がありますが、十分楽しめます。
主人公は子どもの頃に壮絶な体験をし、健気に生きて成長、現在は過去とつながりのある環境に飛び込み、過酷な環境で力強く生きる。そこにロマンス要素も絡む…
多くの少女漫画や昼メロで繰り返し扱われて来たパターンですが、それだけ見る人の側にそれを求める心が絶えない、黄金のパターンということなのでしょう。
壁ドン、バックハグ、お姫様抱っこ、頭ぽんぽん、と、定番アクションもすべて、割と自然な形で盛り込まれています。また、椿(横浜流星)の「俺の部屋へ来い」「いつも俺の側にいろ」「眠くなっても知らないぞ」などなど、キュンとさせる台詞も。俺様系だけれど本当は心に傷を持つ繊細な椿は、横浜流星さんにぴったりの役柄ですね。また、浜辺美波さんも、可愛らしいけれど芯が強く努力家の七桜役にはまっています。
観月ありささんは、意地悪な女将役で奮闘。やり過ぎるくらいでちょうどいいのがメロドラマの敵役ですね。さすがのスタイルの良さで、着物姿も美しいです。
雨、花瓶の水、池…… 水の使い方なんかも興味深かったな。
エンディングテーマが東京事変というのもいいです。
以前書いたnoteはこちら。(始めたばかりの頃だったので、備忘的なことしか書いていませんでしたが)
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