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継続か変化か

中学校の道徳の授業で
『辞めることは逃げではない』
というテーマの授業があったという。

『部活でどうしても上達出来ず
人間関係もしっくり来なくて
迷いに迷った末に退部したのち
始めたジャズダンスが楽しくなり
とても充実した日々を過ごしている。
あの時部活を辞めた事は、決して逃げでは無かったと今は思える。』

というストーリーを題材に授業が進められたそう。

教室では、
『部活が辛いと思った時はどんな時?』

というディスカッションがあり、それぞれ部内での厳しさを語り合い、子供達がお互いに共感し合っていたようだ。

この授業はどういう目当てを待って行われたのだろうか。

辛いなら無理する事ないよ、というメッセージ
なのか
他者への共感を促す機会
だったのか。

娘は部活ではなくクラブチームで新体操に取り組んでいる。
残念ながら適正はあまり無く、それでも続けているが、成績は…。

続ける事が大切。
それは間違いないが…

この授業の内容を私に伝えて来たという事は、きっと心に刺さる部分があったのだろう。

不得意なのにやってるのなんて自分だけだと思っていたけれど、クラスメイトも同じ様な悩みを感じつつ、部活を頑張っている…と感じたらしい。

しかし、辞める事は逃げじゃない、という言葉が心に残った、とも話していた。

丁度、といってはいけないが…現在足に痛みが出ていて練習を減らす事にもなりそうな状況。

あえてここは娘のペースで自身の考えを整理して貰おうと思っている。

疎外感を感じながらも我が道を行くのか、
ここから悩み、新たな道を開拓するのか、
それとも。

意地を通す事、にも意味はあると思うし、経験値にもなるだろう。

ただ、これも、自分軸、という概念からすると
『人目を気にしている』
という事になるんだろうか。

親目線から見ると…
娘にとって、時間をもっと価値的に使えるだろう世界もあるんだろうな、と感じることも、正直な気持ち。

答えはひとつじゃない。
答えは自分次第。

自分軸って難しいね!

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