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さいきんあった「こわいこと」

春休み。近所の図書館で、
子どもたちは絵本コーナーに。
わたしは友達と図書館にふさわしい声のトーンで
 たくさんの本の背表紙を眺めては
「 この作家さん好きやわぁー」などと
おしゃべりしていました。

あるミステリー作家さんの
名前が目に飛び込んできて
中高生のときよく読んだなぁ。。
なつかしい〜


sar)Mちゃんも読んでた?(みなさんも1度は耳にしたことのあるとても著名な作家さん)


一瞬友達が困ったような顔をして

ことばをのんだ


sar)んーーー???(心の中)


友達)ともだちのお母さんが
その作家さんの
ゴーストライターやってん



sar)ぎえええええええええええええ!!!!(鳥肌)


(ふさわしいトーンはぶっとんだ)



こ、こんなことってある??
あったーーーー(自己完結)


すこし落ち着いて
後から考えてみてハッとしました。
作品によって全然ちがうテイストに
感じることがあったから…!

それは作家さんの
巧みな才能なのだと思いこんでいたのです。


謎が解けた。




おわり


 


 

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sar──
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