
起き抜けにさらさらと、群ようこさんの「子のない夫婦とネコ」。
お休みの日もいつもどおり、いやむしろいつもより早くに目が覚めてしまう自分が残念すぎる。寝坊したいのにー。
今何時なんだろう?と思って携帯の充電を入れたら5:22だった。はやいよ、、、。今朝は肌にまとう空気がサラッとしている。
携帯をいじるのもそこそこに(朝起きてすぐSNSを見ちゃうのやめたい)、すくっと起きて私型になったタオルケットそのままにベッドを抜け出した。
ベランダに通じる掃き出し窓を全開にして、朝の空気を迎え入れる。湿気が少ないととっても体が軽いんだな。今日も蝉は早起きだ。
いつもしないことをしたい。
むくむくと湧き出る何かしたい欲。すごくお久しぶりの感覚。何しよう?そうだ、昨日の本の続きを読もうか。
群ようこさんの「子のない夫婦とネコ」。
今日も楽しかったね、よかったね。
歳を重ねていく中での、イヌやネコとの生活の喜びや別れの悲しみを、明るいタッチで描く連作小説。
起き抜けに読み出してさらさらさらと完読した。「動物との生活ってこんなに豊かな時間をもたらしてくれるんだ」と過去の短い愛猫との暮らしが重なる。気付けば「可愛いなあ」と自然につぶやいてしまっていた。
ご飯を入れたお皿に顔を突っ込んでワシャワシャ食べだすひたむきさや、体を擦り付けてきては上目遣いで「みゃあ」という甘えた声色など、猫を飼ったことがある人ならその細かい描写にニンマリしてしまうことだろう。
私ももれなくそのひとり。
あぁ、なんて可愛い生き物なんだ。
わが家に猫ちゃん来るのが楽しみだなーーーー!(と言ってみる)(なにも決まってないけど)(妄想かもしんないけど)

朝からとっても満たされた。
早起きはやっぱりいいじゃない。
明朝はなにをしようか?
・・・おまけ・・・

/娘っこカメラマン
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