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まほうの青い本 📘

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23歳の時に書いた「まほうの青い本」という詩集です。 本来はタイトル無しの詩たちなのですが 見やすいようにタイトルを後付しました。
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2024年12月の記事一覧

《詩》📘あなたの代わり

《詩》📘あなたの代わり

57

あなたの代わりは
世界中どこを探しても
誰一人として居ません。
あなたはあなたしかいないのです。

私はあなたがスキです。
だから
幸せにできるのも傷つけるのも
あなたにしかできません。

「まほうの青い本」より

《詩》📘スキの始まり

《詩》📘スキの始まり

58

スキというものは
嫉妬して初めて気づきます。

嫉妬してしまう程
あなたがスキみたいです。

「まほうの青い本」より

《詩》📘生まれ変わったら

《詩》📘生まれ変わったら

59

もし、生まれ変わっても
もう一度あなたに会いたいです。
もし、生まれ変わったら
もっと早くあなたと出会って
今度は私から告白したいです。

そして必ず今度はもっと幸せにしたいです。

「まほうの青い本」より

《詩》📘それでもあなたがいい

《詩》📘それでもあなたがいい

60

こんなに辛い日々でも
あなたと付き合っていられるのは

“それでもあなたがいい”

と。
そんな想いしかありません。

こんな一言に沢山の愛が私には詰まっています。
恋は不思議です。

「まほうの青い本」より

《詩》📘半人前の愛情

《詩》📘半人前の愛情

61

愛を知らないから
恋を避けてきたと今になって気づく。
知らないまま人を愛すると
自分本位に期待して
傷ついてしまいそうだったから。

今までは、時間がその人を愛に変えていくと思っていた。
けれど
今は、誰かが愛を教えれくれるかよりも
誰と愛を作りたいかなのだとかんがえてしまう。

愛とか愛情とかまだ半人前だけれど
あなたと愛ができるまで一緒に居たい
あなたと愛を一緒に知っていきたいし
あな

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《詩》📘お酒の味

《詩》📘お酒の味

62

あなたと一番初めに飲んだお酒はウイスキーだったかな。

覚えてないけど。

あなたと一番沢山飲んだお酒はワインで
あなたといっぱい乾杯したお酒はロンリコで
あなたと幸せでたまらなかったあの日飲んだ日本酒は忘れないよ
あなたと笑いあったお酒はいつもおいしくて
あなたを想うお酒はカクテルで
あなたの飲む姿が好きなお酒はウイスキーだった。

そして
あなたが作ってくれたカクテルは今日までの人生で

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《詩》📘明日

《詩》📘明日

63

明日は皆に平等に来ます。

誰かが、最後の夜を一緒に過ごして
朝が来ないことを願っても

悲しみに暮れて 涙が止まらない夜も

幸せな夢を見ていても

大切なあなたがこの世から居なくなっても

私の生活からあなたの声が聞こえなくなっても

皆に明日は平等に 必ず 訪れます

そうやって人は大人になって
時代は進み
人間は沢山の出来事を受け入れていく

だから大丈夫。
あと何回かはわからない

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《詩》📘さようなら

《詩》📘さようなら

64

あなたのことを
今でもきっと愛している

沢山のわがままをぶつけてしまってごめんね
沢山傷つけてごめんね

あなたの優しい笑顔と大きな手が大好きだった
あなたの話す訪れることのない夢の中の未来の話が好きだった
あなたがくれる愛の空気が心地よくて幸せだった
あなたの優しい嘘がうれしかった
あなたと行く私のお気に入りのあの海の岩場が大好きだった
あなたがくれた小さなサボテンは今日もまだ花を咲か

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