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《詩》📘さようなら
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あなたのことを
今でもきっと愛している
沢山のわがままをぶつけてしまってごめんね
沢山傷つけてごめんね
あなたの優しい笑顔と大きな手が大好きだった
あなたの話す訪れることのない夢の中の未来の話が好きだった
あなたがくれる愛の空気が心地よくて幸せだった
あなたの優しい嘘がうれしかった
あなたと行く私のお気に入りのあの海の岩場が大好きだった
あなたがくれた小さなサボテンは今日もまだ花を咲かせてくれないけれど
この花が咲いたらきっと
この素敵な恋の物語は幸せな終わりになるんだろうな
私の人生のあなたは明日からもう会えないけれど
あなたとの日々は間違いなく私の人生の宝物。
もう私のために傷付かないで
これからはあなたの幸せのために生きてね
あなたの優しさが私の心の痛み止めになっていたんだと
あなたと離れて気づいて、恋はなんて儚いんだろう
初めて愛を教えてくれてありがとう。
あなたとのこの恋はもう終わってしまうけれど
あなたと過ごした愛に後悔は一つもないよ
もしもこの先の私の人生で
またあなたと出会うタイミングがあるならば
もっとうまく大事にしたい。
しあわせだったよ。
しあわせになってね。
「まほうの青い本」より