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まほうの青い本 📘

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23歳の時に書いた「まほうの青い本」という詩集です。 本来はタイトル無しの詩たちなのですが 見やすいようにタイトルを後付しました。
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記事一覧

《詩》   📘いつか

《詩》 📘いつか

1

いつかあなたと海に行けたら

”愛してる”

と伝えたい。

いつかあなたと山に行ったら

”一緒に生きてくれてありがとう”

と伝えたい。

いつかあなたと星を見に行ったら

”この先もずっと守ってあげる”

と伝えたい。

いつかあなたと虹を見ることができたら

”私と結婚してください”

と、言えたらいいな。

「まほうの青い本」より

《詩》 📘今日という日を

《詩》 📘今日という日を

2

今日という日を忘れたくない

今日は明日、昨日になってしまって

明日は今日になるのを待っている

だけど

今日という日は忘れたくない

今日は君と沢山笑えた日だから

今日はあなたといっぱいおしゃべりできた日だから

今日は君と沢山キスできた日だから

今日はあなたといっぱい愛を囁いた日だから

いつの日か今日は過去のほんの1日になるけど

今日という日を忘れたくない。

私の人生のアル

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《詩》 📘会う度に

《詩》 📘会う度に

3

会うたびに

こんなにも心がトキメクのは

この先の人生できっと

あなただけでしょう。

会えない日に

思い出してこんなにも幸せになれるのは

この先の人生できっと

あなただけでしょう。

会うたびに

かっこよさが増すのも

きっとあなただけでしょう。

「まほうの青い本」より

《詩》📘23

《詩》📘23

4

23年生きて

初めてちゃんと

愛を知りました。

23年生きて

初めてきちんと

愛を教わりました。

これからも沢山沢山

愛を教えて下さい。

「まほうの青い本」より

《詩》 📘色気

《詩》 📘色気

5

色気とは

悲しみも寂しさも、嫉妬も愛しさも全て
取り込んでしまう
不思議なカーテンのようなものです。

色気とは

相手に寄りかからずに相手を魅了する
気高い寂しさのようなものです。

経験によって洗練される美しい涙のようなものです。

色気とは

きっとひたむきなあなたです。
辛い過去も悲しみも乗り越えきれずに
抱きしめて受け入れてしまう少女のような純情さです。

今日も生きています。

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《詩》📘残数

《詩》📘残数

6

私は

私の人生であと何度

君に愛してると言えるのだろうか

答えが分からないから

今日も明日も何度も言いたい。

私の人生であと何回

君にスキと言えるんだろう

終わりが分からないから

今日も何回もスキだよって言いたい。

もし、数えられるのだったら

減っていく度に寂しくなるから、

今日も何度でも伝えたい。

「まほうの青い本」より

《詩》📘あなたのすべてが

《詩》📘あなたのすべてが

7

あなたの全てがスキだけど

全てじゃなんか雑っていわれるから

いつも“ここがスキ”って伝えるんだよ。

あなたの全てがスキだけど

全ては言葉にできないから

いつもキスして誤魔化すんだよ。

あなたの全てがスキだけど

全ては信じてもらえないから

毎日少しずつ伝えようと思う。

私たちの時間はこれから沢山あるからさ。

「まほうの青い本」より

《詩》📘愛おしさ

《詩》📘愛おしさ

8

家の猫が寄り添って寝ていた。

体をまるくしてあたため合って寝ていた。

頭を撫でて布をかけてあげた。

寒そうにしている2匹を抱きしめて

一緒に寝てあげたいと思った。

あぁ、これが愛おしいということなのか

とふと思った。

貴方にも時々同じようなことを思う。

あたまを撫でたいとか、寒くないかなとか

そういう所に愛おしさは隠れていて

それをするのが愛情なのかと

今ふと思った。

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《詩》📘願い

《詩》📘願い

9

風に吹かれてあなたを思い出したり

波のようにあなたに会いたくなったり

星のようにあなたに想いをはせたり

水のようにあなたを抱きしめたくなる

そして

時々夜のように寂しくなったり

お日様のようにあたたかく抱きしめられる

あなたは本当に不思議な人
ずっと一緒にはいられないけれど
どうか2人が飽きるまで
その日まで
2人が幸せで満たされますように。

「まほうの青い本」より

《詩》📘あみもの

《詩》📘あみもの

10

あみものを始めようと思った。

何もトキメかない私にプレゼントをと。

あみものを始めようと思った。

あなたに何か喜んでもらえることがしたくて。

あみものを始めようと思った。

君が楽しみに待っていてくれるものがほしくて。

あみものを始めようと思った。

あなたが私の編んでいる所が見たいと言ってくれたから。

あみものを始めようと思った。

2人の中で何かぬくもりに変わる形がほしくて

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《詩》📘変わりゆくもの

《詩》📘変わりゆくもの

11

少しづつ合う日が減ってしまって

少しづつ会える時間が短くなって

少しづつ会いたい気持ちがつのって。

それでも

あなたが毎朝くれる優しい声の目覚ましが
会いたい気持ちと愛おしさを甘く溶かしてくれる。

寂しい夜に目覚めるたのしみをくれる。
朝を迎える幸せをくれる。

だから

こんな2人の距離も愛おしく思える。
おやすみがおはように
変わる幸せ

「まほうの青い本」より

《詩》📘成長

《詩》📘成長

12

毎日人は何かしら成長していくんだと
最近思いました。

私の最近の成長をこっそり
あなただけに教えてあげます

ちゃんとゴミを捨てるように気をつけられるように
なりました。

くっついてるフェイスパックを1枚づつ剥せるように
なりました。

君と少しでも長くおはようの電話がしたくて
目覚ましをちゃんとセット
できるようになりました。

キレイを心がけてタバコの吸殻を毎日捨てるように
なりま

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《詩》📘あなたを思い出して

《詩》📘あなたを思い出して

13

今日、友達と飲んだスタバの新作が
すごく美味しかったの。

アールグレイのフラペチーノ

友達はあまり好みではなかったらしいけど

私はとても一味惚れした。

君を直ぐに思い出して思ってしまうほどだ。

君と一緒に飲みたいな。



一瞬で思ってしまう程私は君が好きみたいです。

毎日1つ以上“いつかあなたと”と夢は増えていくよ

今は叶わないことが沢山あるけれど

その時がきたら

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《詩》📘会いたい

《詩》📘会いたい

14

会いたい。
何もいらないから
君の手を優しく握りしめて
君の可愛い瞳を優しく見つめて
おしゃべりだってしなくていいから
わがままも何も言わないから
ただ愛おしく
会いたいよ。

「まほうの青い本」より