#98【日記】落とし物を交番へ届けてみたレポ
今日からまた一週間が始まりますね、今日もお読みくださってありがとうございます!
今週がんばったらゴールデンウィークです!
小学生みたいですが、人生初の経験だったので備忘録がてらレポートしてみます。「落とし物拾っちゃった!どうしよう!」という状態でここへいらした方、時間のない方のために、要点は下記のとおりです。
ということで、以下詳細レポ……というか日記ですが……に参ります。
パスケースが落ちていた
先日、カーブスに行ったところ、とおり道の公園にパスケースが落ちていました。行きに気が付いて、小一時間後の帰りにもまだ同じところにありました。
パスケースには窓があり何が入っているか見える形状のもので、記名のある「東京都シルバーパス」が入っていました。
トップページ - 東京都シルバーパスのご案内 (tokyobus.or.jp)
うーん、ほかにもいろいろと入っていそうでしたが、中身を開けるわけにもゆきません。年配の方だとすればさぞかしお困りであろう……。パスケースは植栽のそばに丁寧に置かれており、落ちていたものを誰かがそこに置いたのが明白でした。これは、落としてからそれなりに時間が経っている。
どうする?!
警察の思い出
公園での拾得物と言えば警察です。
(どこかの施設内であれば施設の管理者へ)
まだ学生のとき、財布を失くして近隣の警察署の拾得物係に行ったところ、受付のおねいさんから、「余計な仕事を増やしやがって」的な雰囲気がビシバシ伝わってきました。財布を失くしただけでもショックなのにおねいさんからも塩対応されて大ショック、もう二度と警察の世話にはならねえ!……と少ない事例で凝り固まっていました。
しかし、近年は仕事で警察官とやり取りする機会が何度かあったり、泰三子先生の『ハコヅメ』『だんドーン』などの警察お仕事漫画を愛読するなどして自分の中の偏見が緩和してきたところでもありました(『だんドーン』3巻が23日(火)に発売!)。
また、うちの母は60を過ぎてから落とし物魔になり、法事の際にお気に入りの手提げを落としたり、旅行先で交通系ICカードを落としたり、先日は去年の母の日にプレゼントした老眼鏡を落としたりしています。
でも交通系ICカードに関しては、数か月後に旅行先の警察署から連絡をいただき、無事手元に戻ってきたのでした。拾ってくださった方、警察署の方、ありがとうございました!
くらたもその恩返しをするべきときが来たのでは?
それに、拾得物の届け出を初体験するなら、時間にも心にも余裕のある今しかないんじゃない?(大げさ)
スマホのマップ機能で調べてみると歩いて10分ほどのところに交番があることが判明。よし、GOする!
交番に行ってみた
一応、パスケースが落ちているそのままの状態をスマホで記録写真として撮影し、パスケースを拾ってカバンの中へ。
交番の前まで行くとすぐに恰幅のいい白髪のおまわりさんが出てきてくれました。
おまわりさん:「どうかしましたか?」
パスケースを出して拾ったことを伝えると、おまわりさんがパスケースの中身を一つひとつ机の上に出し、中身を一緒に確認しました。
おまわりさん:「金銭などは入っていませんね。」
それから、画板(ていうのなんていうの?ボード?バインダー?)と白紙とボールペンを渡してくれて、「書類に必要なので、あなたのお名前・住所・電話番号をそこに書いてください」と言いながら奥へ入っていきました。
言われたとおりそこに書いていると、奥から「拾得物件預り書」という書類を持って来たおまわりさんから、
・ 拾得物にかかわる権利の要否(落とし主が見つからなかった場合等)
・ 拾った人の情報を落とし主に伝えることの要否
の2点を聞かれました。
どちらも不要、と答えると、その書類の2か所を指さして、ここに「レ」チェックを入れてください、とのこと。
おまわりさん:「最後の署名欄に署名もお願いします」
おお、なんと、住所や氏名の部分は、白紙に書いたものをもとに代わりに書いておいてくれるのか。書類を取りに行く時間を活用した時短システム。
最後に、その書類の写しは必要ですか、と聞かれ、不要と答えると、届け出は終了でした。拾得物にかかわる権利を主張する場合は写しをもらう必要があります。
ここまでで5分程度。
おまわりさんの対応も、親切でとてもスピーディでした。
以上、落とし物を交番へ届けてみたレポでした!
警視庁の拾得物のページにもリンク貼っておきます。ご参考までに。
今日もお読みくださってありがとうございました☆