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不思議なものでまだ毎日の生活が『日常』化していないにも関わらず、と言うか、まだまだ新しい「刺激」があるにも関わらず、毎日が凡庸で平坦なように感じ始めている自分がいる。
そうだからか、昨朝はいよいよ「寂しい」と言う気持ちが頭をもたげてきた。
なぜだろうか。
夜に予定が入っていないから?
東京在住時も夜の予定が一定期間なかったこともあったことはあったし、それこそ前回の緊急事態宣言下の数ヶ月は毎日自宅と会社の往復だけであった。
なのにそんな感情に陥ることはなかった。
むしろいつでも予定を入れようと思えば入れれたのに自発的に体調等を気にして我慢したりしていたことも多かったが、昨日の感情はなぜかそれらとは違う。

そんな想いを抱きながらそこそこ早朝に出勤して、仕事が始まって、想定外に社内でコミュニケーションが取れたりすると、そんな気持ちは吹っ飛んでいく。
この新しい職場での人間関係はまだまだ誰ともキチンとはできていないが、それでも誰かと少しでも心が通じ合うかも?と思った瞬間はすごくハッピーな気分になれる。
部下以外の幹部社員に対しては私は計算もせずに、いきなり本音で切り込むことが多い。
なので昨日も私より年配の方と話をしたが私の言動に目を白黒していた。
それでも本音では向こうも私の考えに同意したいような目で私を見る?ような気がした。
サラリーマンは当たり前だがその性(さが)として首脳批判や戦略批判はしにくい。しかし別に2人で話しているなら戦略批評くらいは問題ないと思うのだがそれでも怖がる。
私もそれなりに「政治」?をしてきたつもりだったが他の人よりは全くできていなかっただろうから、それも理由の一つとして、こうして飛ばされることになったのだろう。
でもその後悔は全くない。
昨日はその年配の方とは別に、無口で話しづらいと思っていた部下との個別面談があったが、サシで話すと意外と話しやすいと言う嬉しい誤算。
何を話ししようかと思いながらその場に臨んだが全然普通に話せるとなると一気に私の気持ちは跳ね上がる。
そしてそのままのテンションで夕刻の会議も乗り切ったので(と言うほど大したことはないが一応、ここでははじめての公式な会議での発表だったので…)すっかり朝のブルーな気分は消え失せていた。

人間とは「業が深い」動物でありあれもこれも欲しいと思いながらそれが叶わない。
私は飛ばされたが気持ちを立て直し、今はそれなりにハッピーに毎日を過ごしかけている。
以前の生活には今は未練はない。
ただこちらの生活が少しでも面白くなくなりそうだと思い始めると、一気に気持ちが落ち込むような感情が襲ってくる。この生活はまだ始まったばかりなのに…。
ふとしたことで気持ちがあっちに行ったりこっちに行ったりしてフラフラしまくるのだ。
こんな日がこれからも続くのだろうなと思うといち早く、会社以外にのめり込めるものを見つけないとと焦る。焦っても仕方ないのだが…。

そんな昨夕、いつも通り?早い時間に退社した。
大阪駅に着いてもまだまだ明るい。

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そして思いつきで久しぶりに「阪神名物いか焼き」を買いに阪神百貨店へ。
改装して綺麗になり過ぎてなんかピンと来ない。

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そのままの家路。
自宅近くは陽が落ちてはいたが、まだまだ「黄昏時」
と言うか魔物が通りそうな「逢魔時」

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得意な早めの朝に出勤し夕方に退社して真っ直ぐ帰るなら、春分前だというのに夜の帳が下りきる前に家に着けるのだ。
やっぱりこんな生活は幸せなんだろうなと改めて思う。

まだまだ未熟で、発信内容はブレブレのところもありますが、応援を無駄にしないように頑張ります‼️