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『星の王子さま』を片手に南フランスの美しい街・リヨンをのんびり一人旅
こんにちは。
ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。
一月末にやっとビザが出たということで、密かな念願だった南フランスへのとある旅に行ってきました。
私のバイブル
と、ここでまず私の愛読書について。
私は二年前の大学一年・秋にとある本に出会いました。
それによって自身のものの見方が初めて肯定されたような気持ちになって以来、ずっと愛読している本。
最初は図書館で借りたその本を改めてネットで購入し、ドイツ留学にも持ってきました。
間違いなく今の私の人生のバイブルだと言える本、
それこそが、サン=テグジュペリの『星の王子さま』です。
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聖書、コーランに続いて世界で三番目に多くの人々に読まれているこの作品、ネットの解説記事や中田あっちゃんのYouTubeでどんな本なのかを知ることは簡単にできますが、私はそれをお勧めしません。
星の王子さまが何者なのか、なぜそれほどまで多くの人に読まれているのか、何にも知らない状態こそが、この『星の王子さま』を読むにあたって一番いいコンディションなのです。(私が実際にそうでした)
ちなみに私は、原題をそのまま訳した山崎庸一郎さんの『小さな王子さま』を愛読しています。
サン=テグジュペリの故郷へ
そんな星の王子さまファンの私がかねてから切望していたのが、作者の生まれた町である南フランス・リヨンへの旅。
もちろん手には日本から持ってきた、山崎庸一郎さんの『小さな王子さま』を持って。
最寄り駅を出たのは夜の八時前。
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本日も私の節約旅の秘訣・激安のFlixBusにて一晩かけて移動します。
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今日ラッキーだったのが、隣の窓側の席に誰も来なかったこと。
それとFlixBusの電波は使い物にならないので、予めオフラインでKindleとSpotifyをダウンロードしておくのは良策。
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ちなみに今回は徹底的に旅に染まるため、眠くなるまでサンテックスの別の著書『夜間飛行』を読みました。
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今回はバスで国境を超えたので、パスコントロールの警察官が乗り込んできてビザのチェックをされました。
たまにビザなし旅行している友達がいますが、たぶんこういうのに引っ掛かると強制帰還なのでおすすめはしません笑
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そしてこちら、
途中のトイレ休憩で下車した時に見えたスイス上空の星。
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目が覚めたらリヨンに到着。
普段と違う環境では熟睡できないタイプなので少し体がだるい…
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素敵な出会い
時刻は朝の九時前。
特にしたいことも決めずにフラッと来た旅なので、とりあえず中心部に向かって歩きます。
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広場の端には、飛行士サン=テグジュペリと星の王子さまの像。
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お腹がすいたので銅像からすぐ近くのカフェへ。
お店の名前は「Café Bellecour」
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中はすごく柔らかな雰囲気で、朝からコーヒーと共におしゃべりを楽しむおじさま・おばさま方がたくさん見られました。
ド平日の朝と言うこともあって旅行客らしき人は私くらい。
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朝ごはんにいただいたのは、生絞りオレンジジュースとチョコが入ったクロワッサン。
ここで、私がリヨンにて一番やりたかったこと:カフェに入って『小さな王子さま』を読む。
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パンを食べながらゆったり読んでいると、隣のおじいさんが私の本の表紙を指さして話しかけてきました。
おじいさんは自分の本を閉じ携帯で何かを調べ、フランス語と身振り手振りですごく説明してくれて、
私も星の王子さまが好きだということを英語で一生懸命伝えようとしましたが、
彼は英語を話さないし私はフランス語を話さないので、何を言っているのかあまり分からず・・・
どうやら星の王子さまに関する有名な研究について教えてくれているようで、わざわざペンを取り出してフランス語のメモをくれました。
困ったな、あとで翻訳しよう、と思っていると
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彼が翻訳アプリに何かを話していて、私が日本人だと言うと日本語に翻訳してくれました。
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これを見た時、なぜ私が星の王子さまを好きなのか、なぜ本をもってリヨンにまで来たか、唐突に分かった気がしました。
読んだことがある人ならこの感動がわかると思います。
王子さまが伝えたかったメッセージこそが、「本質的なものは目には見えない」なのですから。
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サン=テグジュペリの生まれた家
カフェを出てすぐ近くにあるのが、サン=テグジュペリの生まれた家。
Google Mapには少し違う位置が表示されていたので迷いましたが、通りに面した分かりやすいところにありました。
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1900年にこの家で生まれた彼は、飛行士の傍ら「人間の土地」「夜間飛行」などを書く小説家としての一面も持ち、ユーロ導入前のフランス紙幣「フラン」にも王子さまと共に描かれました。
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ちなみに彼は、星の王子さまが出版された1943年の翌年出撃して行方不明になり、後日敵国パイロットの「自分が撃墜してしまった」との証言から亡くなったことがわかっています。
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丘の上の世界遺産へ
お昼前までカフェにこもっていたのでパンだけでは足りず、スーパーでサンドイッチを買って観光開始です。
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ちなみに今いるのは、ローヌ川とソーヌ川にはさまれた部分。
西側の丘のあたりが歴史地区として世界遺産に登録されています。
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川の向こうの街並みがカラフルでとても綺麗。
結構な傾斜を感じるので上まで上るのが大変そうですが…
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聖ゲオルク橋を渡った先に見えるのが聖ゲオルク教会。
川の向こうはさっきまで歩いていたのとまるで違う、ルネサンス様式の建物が所狭しと並ぶ中世を感じさせる街並み。
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歴史地区に入った瞬間がらりと変わる雰囲気に感動。
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古代ローマ遺跡
歴史地区の中でも特段“歴史”を感じさせるのが、古代ローマ遺跡「ルグドゥノムの遺跡」。
ここは紀元前15年に造られ今も野外コンサートが行われたりしています。
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ここに腰かけてさっきのサンドイッチを食べました。
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どうやらこの「フルヴィエールの丘」そのものが紀元前43年に古代ローマ人によってつくられたものだそう。
古代ローマ統治下のガリアの首都として、リヨンが当時から栄えていた様子を垣間見ることができました。
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フルヴィエール大聖堂
フルヴィエールにあるノートルダム大聖堂、フルヴィエール大聖堂はローマ遺跡と同じく丘の上にそびえ立っているバシリカ式の教会。
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ゴシック様式が流行っていた19世紀末に建てられたこの教会ですが、当時としては珍しくゴシック様式ではないロマネスク、ビザンツ様式が採用されました。
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中に入ってみると、そこには息をのむ光景が。
青と金に彩られた壮大なバシリカが広がっていました。
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鮮やかに光るステンドグラスの下にあるこの絵、実はすごく細かいタイルアートなんです。
異なるモザイク画が飾られた全方位の壁に感動。
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そして大聖堂の隣には展望台。
赤屋根が美しいリヨンの街並みを見渡すことができました。
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お隣からドイツ語が聞こえてきたので話しかけてみると、ドイツ人のご夫婦が嬉しそうに答えてくれてフランスにてドイツ語を練習。笑
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クロワ・ルースの丘
素敵なご夫婦に教えてもらった市庁舎へ来てみました。
テロー広場に面したこの市庁舎、日によっては内部を見学できるらしく、豪華絢爛と噂の内部もいつか見てみたい…
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また、“地球広場”を意味するこのテロー広場には、あの「自由の女神」を設計したフレデリック・オーギュスト・バルトルディの噴水がありました。
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ここからは、絹織物の職人町として栄えた地区クロワ・ルースの丘あたり。
ゆるゆると歩いて楽しんだ美しい南フランスの街並みを載せておきます。
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歩いているうちに朝のどんより曇はどこかへ、綺麗な青空が広がっていました。
ちなみにリヨンの街の建物には煙突が大量にあってとても気になる。
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再び展望台へ
このいい天気はチャンスだと思いさっきの展望台へ。
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もう一度上まで上るのは結構しんどかった…笑
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さっきと同じ場所から町を見下ろしてみました。
空の青と西日に照らされた屋根の赤が共に鮮やかで最高の景色。
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ホテルへ
晴れ渡った景色に満足したところで、疲れた体を休めにホテルへ向かいます。
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ふと振り返ると、はるか遠く高くにさっきの大聖堂が見えました。
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さらにローヌ川を渡ってホテルへ。
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美しい景色に酔いしれていたのも束の間、川を渡った途端に治安が悪くなり、ホテルの前なんかは結構な荒れっぷりでした。
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とはいえホテルの中は共有スペースが素敵できれい。
今日泊まるのはSLOというドミトリーホテルです。
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翌日
翌朝はまたあいにくの天気。
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川辺で鳥の行列を眺めながら朝ごはんに食べたのはこのクッキー。
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今日はゆっくり出発、またカフェに入り星の王子さまを読むことに。
帰りのバスが夜なので、それまでの時間を溶かすようにゆっくり過ごします。
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建物の端っこには王子さまが。
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思いがけない王子さまとの出会いのあとカフェに入り、また『小さな王子さま』を読みました。
「でも、目ってなにも見えないんだ。心で探さなくちゃね。」
私がこの人の翻訳が好きな理由はこのセリフがたまらなく心を揺さぶるから。
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再び丘の上へ
バスの時間までに、昨日見損ねた場所を散策。
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思わぬところに、私が住むミュンヘンの私が一番好きなビールのお店がありました。
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サンジャン大教会
ゴシック様式の外観が特徴的なサンジャン大司教教会。
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ゴシック様式によくみられる入り口部分の細かな彫刻。
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写真を撮るのをすっかり忘れていたのですが、中にはヨーロッパでもっとも古いものの一つとされている天文時計もありました。
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教会の隣にはこれまた古代ローマの遺跡。
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最後の目的地へ
最後は、町の一角に残されているというリヨンで最も古いローマ遺跡の一つ。
再びフルヴィエールの丘へ登ります(三回目)。
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こちらがその水道橋。
民家にすごくナチュラルに溶け込んでいますが、当時の石と当時の形がそのまま残っていて、こんなの野ざらしでいいのか?と思うほど。
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帰るとき出会った猫さん。
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だんだん暗くなってきました。
そろそろ帰りのバスへ向かいます。
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ミュンヘンへ
ドミトリーではほかの方々のいびきに悩まされ、結局まる二晩しっかり眠れていない疲れた体を無理やりバスに乗せて帰ります。
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帰りはガラガラでまたお隣は空いていたのですが、結局ろくに眠れないまま綺麗な朝焼けをバスから眺めました。
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ちなみに南フランス、景観はすごく素敵なんだけど空気は結構悪くて、朝ミュンヘンについて久々に綺麗な空気を肺一杯吸ったときは「やっぱりミュンヘンが好きだ~!」と思いました。笑
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以上、星の王子さまとめぐるリヨン一人旅。
サンテックス、
あなたが描いた小さな友達は“大人のひと”になってしまいそうな18の子どもに生きるよすがを与えて、
20になったその子どもは、遥々あなたの生まれた町までやってきましたよ。
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いつか彼に会う時が来たらそう伝えてあげたい、そんな旅になりました。
それではまた!