「その仕事に興味あるんですよね自分」に対する解答方法
40歳を過ぎてさまざまな仕事の経験をして、そこそこの実績も残せていると若手や別業態の方から「その仕事に興味あるですよね~」って声をいただくことが多い
私が働く業界自体がなかなか表現の難しい業態である
▶広告クリエイティブ業界
▶IT業界
▶制作業界
▶広告代理店
正直どういった業界名がしっくりくるかは個人次第だと思っています。
ただ一つ言えることが
『絶対楽ではないし、本気じゃないと務まらない』
これだけは間違いなく言えることが前提で話を進めます。
ちょっと下に見られる制作業界
普段広告代理店の方や、大企業の方と仕事をすることが多い中で、さまざまなポジショントークをする人と出会います。
まったく広告クリエイティブがわからないしプロに任せたい人、ちょっとWeb制作がわかってきていて口を出したがる人、学生時代にPhotoshopなどのツールを触っていて少し出来ていた人、まぁ本当にいろいろいます。
特に我々の仕事は完全な納品物が多く、しっかりとアウトプットが目に見えて出すことができ、昨今ではGoogle Analyticsなどでユーザーの反応までしっかり可視化できるので心地よい結果を目にすることが普通になってきています。
この部分が多くの「興味がある」を誘発している原因になっているとおもっています。(興味をもってくれることは素直に嬉しいです)
その中でも一番声が多いのが広告代理店で営業に従事している人、レップなどで営業的に動いている人だと感じます。
アウトプットがはっきり出るからどうしてもそこに魅力を感じたり、自分の実力がさらにアップするのではないかと思ってしまい少しかじってやろうかなって思う人です。
その人達への解答はこれしかない・・・
いや~興味持ってくれるのは嬉しいけど、ずっと思っていて行動してなかったのであれば今更こっちにくる必要ないよ
ついつい私はこう言ってしまいます。
誰にでも、どんな業界でも言えることですが、ずっとやろうとおもっていたのにやってない人は、結果本気じゃない
結果本気じゃない
こういった人と一緒に仕事をしていくと、思っていた現場と実際やってみての現場に大きなギャップをうみます。これほんとにほとんどこうなる。
極稀にハマる人もいますけどね(笑)
転職理由ランキング
とはいえ業務内容を変化をさせたいための理由は転職理由でもどうどうの2位です。業務内容とキャリアチェンジって似ているようで違うのも実感としてよくわかります。
特に私自身この10年ぐらいプロデューサーという肩書で仕事しているのでディレクターからプロデューサーにステップアップしたいんです!って中途面談も大量にしてきました。
プロデューサーとディレクターってそもそもどう違う?
上記記事の中で書かれていることで最も納得のいかない部分はココ
プロデューサーとは、次のような立場の人を言います。
・「何を創るか」を決める
・制作全般の指揮を執る
・ディレクターの上司にあたる
え?ディレクターの上司なの?ほんとに?
いやいや、全く違うでしょ。
プロデューサーはディレクターの上司ではないでしょw
クライアントからみた商流上はそう見えるかもしれませんが、断じてプロデューサーはディレクターの上司ではない。
ディレクターの上司はディレクター部門でマネージャーやってる人です(笑)
あらゆる責任をもって仕事を完遂するのがプロデューサーだと思いますが、その仕事の中でディレクターやデザイナー、エンジニアなど沢山の人が関わって仕事をすすめていきます。
それを上司だとおもっていると大間違いです。
ディレクターのステップアップでプロデューサーになりたい
この表現も因数分解しないと危険なのです。
ものづくりが大好きなプロデューサーもいれば
指揮進行調整が大好きなディレクターもいる
本質的に何に軸をおいて自分自身がプロデューサーと名乗るのか実績をもつのかによって変わってくるんですよね。
だから「これがプロデューサー」「これがディレクター」って定義は永遠の課題だと思っています。
私が思っているプロデューサーは
▶お金稼ぐこと大好き
▶責任負うことが屁でもない
▶人たらしである
▶新しいモノコト大好き
が最低条件かなって思ってます。
もちろん業界でプロデューサーをやるのであれば
・Webの知識
・インフラ/サーバーの知識
・SNSの知識
・広告業界の知識
・ビジネスの知識
があってあたりまえなのは言うまでもないです。
楽しんだモン勝ちの世界
結果として言いたいことはすべてこの言葉に凝縮されていると思っています。どんなポジションでどんな人を仕事をしていても、結果楽しんだモン勝ちでしかない。
やってみたいならやればいい、出来ない状況なら出たらいい、変化を楽しめないならこの先ずっと同じことしかできないし、人に言われて思いとどまるような意思なら大したことないってことだよね。
どんどん新しいものに飛び込んでみたらいい。
たったひとつ彼のようにブレずにやり遂げることを持てるようになれたら最高だよね。
2020年最高にハマった「梨泰院クラス」
この主人公のようにひたすら軸をもってブレない
これからこういった人がますます魅力的になる時代になってる
気がついたらこの5年ぐらいで周りにパクセロイだらけになっていたのが最高にここちよい今日このごろです。
隣の芝生が七色に見えたら飛び込んでみるも、思いとどまらせるも本気かどうかだけだと思う。
自分自身が常に隣の芝生であり続けることが魅力的な仕事してるって結果だと思います。
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