マガジンのカバー画像

(思索)いろいろ

286
考えることへのヒントとなるような記事をキュレーションしています
運営しているクリエイター

#日本

インドネシアの準国歌「愛国の花」

なぜ日本語なの?  インドネシア。  東南アジア南部に位置する共和制国家で、首都はジャワ島ジャカルタ。  赤道にまたがる地域に1万7000を越える島々を抱える世界最大の群島国家である。  現在人口は2億7000万人を越え、世界最大のムスリム(イスラム教徒)を有するイスラム国家として知られている。  第二次世界大戦後にオランダからの独立を果たし、その後経済的に大きく躍進したこの国は、今や東南アジア諸国連合(ASEAN)の盟主となり、東南アジアのリーダー的大国となった。  し

【代表的日本人】 読書#155

みなさん、いつもお世話になっております! 本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。 自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします! 今回は、歴史です。 今回”も”の方が、正しいでしょうか笑 しかも日本史! ヘッダーは、kirakuさんの作品を使わせていただきました! ありがとうございます!! 目次 基本情報内村 鑑三 (著) 岩波書店 出版 1995年7月17日

パラレルワールド新聞:  「ヨーロッパ沈没か…2050年までに世界GDPの1割未満に?/毎年約480兆円の逸失利益/成長阻むEUの「過度な規制」/スタートアップへの」 <-欧州のGPDが東南アジアに負ける日もそう遠くない? 日本も他人ごとではありませんが

今回は「ヨーロッパ沈没か…2050年までに世界GDPの1割未満に?/毎年約480兆円の逸失利益/成長阻むEUの「過度な規制」/スタートアップへの」について見ていきましょう。  今回は、YOUTUBEの番組ですが、聞くも涙、語るも涙で、気が付けば日本も欧州の仲間なので、真後ろを走っている感じです。 この調子だと、米国を除けば、ほどんどの先進国は今以上に加速し落ちぶれそうです。 言語: 基本Bermbergの番組です(英語、日本語対応) YOUTUBE検索キー:   ヨー

日本の半導体産業が衰退する原因となった「闇営業」

(はじめに)    私は、昔短い間でしたが、東芝の総合研究所に勤めていました。それで、元東芝の社員としては、極めて胸に迫る遠藤誉氏の記事を見つけました。これを読むと、なぜ日本の半導体産業や日本の液晶産業が韓国に負けるようになったか、闇の部分が分かります。皆様、是非この記事を御一読ください。  昔から、土日に韓国に「闇営業」に行く人がいるというのは噂では聞いたことがありましたが、ここまではっきりその影響が書かれている記事を目にしたのは初めてです。皆さんは、どう思われるでしょう

私たちが向かっている経済と金融、そして社会①

【日本経済が向かっている先とは】 日本が今後成長していくと感じている人がいるでしょうか。日本は衰退に向かっていると感じているひとびとが増えてきたように思います。日本は高齢化、人口減少時代を迎えていることはもちろんですが、2020年からのコロナ・パンデミック、2022年2月からの高騰と世界インフレ、世界の軍事費の急増をもたらしているウクライナ戦争が加わってからなおさらそう感じている人が多くなっている気がします。 軍事費とは国力の消費です。武器の生産と輸入、そして兵士が増える分

パラレルワールド新聞 : 「CYBERTHREAT REAL-TIME MAP」 <ー 世界のDDoS攻撃生中継は一般人でも見ることができます

今回は「CYBERTHREAT REAL-TIME MAP」について見ていきましょう。 昨年も同じような時期にとうこうしているのですが、再度世界のDDoS攻撃生中継ページを見ていきましょう。 なお、ページよりパソコンで軽く見ることができるのですが、スマートフォンだと多少重いものもありそうです。 一番いいのは、デスクトップ、ノートブック、タブレットあたりで高みの見物がいいかもしれません。 検索キー: Cyber Realtime attack でひくと大量にでてくるの

英霊の「声なき声」に導かれて

 三島由紀夫の『英霊の聲(えいれいのこえ)』という短編小説がある。私の胸に大きな爪痕を残した作品である。  作品内では、神風特攻隊として、大空へと散っていった青年たちの声が、恨めしげに響き渡る。 「などてすめろぎは人間(ひと)となりたまひし」  敗戦後、人間宣言した天皇を呪うかのような、哀しみのリフレインが続く。  英霊の「声なき声」。彼らの魂の叫びを筆に載せるように、言葉で紡ぎ出す三島由紀夫。どちらの存在にも畏怖の念を感じて、読んでいて全身の震えが止まらなかった。

浅草神社と土師氏の関わりは観音から⑬ ~十一面観音の秘密~

明治維新を主導したのは、薩摩藩と長州藩。薩摩藩、長州藩ともに、その始祖は秦氏出自であり、明治維新は秦氏系によって行われました。長州藩主である毛利家の始祖は、秦氏系の土師氏。そして京都に平安京を造営した桓武天皇は、生母が朝鮮半島の百済王族出身でした。 桓武天皇は(母方の)同族だった土師氏を含め、渡来した人々を大切にし、多くの渡来氏族が桓武帝に仕え、平安京で活躍しました。 土師氏の末裔である毛利家が率いた長州藩(山口県)は、明治維新を主導。長州藩出身の藩士たちは、江戸幕府滅亡

日本の核兵器計画

こんにちは。いつもお越しくださる方も、初めての方もご訪問ありがとうございます。 今回は日本の核兵器計画の英語版Wikipediaの翻訳をします。 翻訳のプロではありませんので、誤訳などがあるかもしれません。正確さよりも一般の日本語ネイティブがあまり知られていない海外情報などの全体の流れを掴めるようになること、これを第一の優先課題としていますのでこの点ご理解いただけますと幸いです。翻訳はDeepLやGoogle翻訳などを活用しています。 翻訳において、思想や宗教について扱

ウズベキスタンのKorean(高麗人、韓国人)のLee (李)君

皆さん中央アジアの国、ウズベキスタンやカザフスタン、キルギス、タジキスタンなどに、たくさんのKorean(高麗人、韓国人)が50万人も住んでいるのを知っていますか?   私は、ウズベキスタンのKorean(高麗人、韓国人)のLee (李)君に大阪で会ったことが、20年ほど前にあります。彼は、タシュケントのウズベキスタン研究所物理学科の人で、日本の大学に博士研究員(ポスドク)として留学して来ていました。名前は、ロシア風にセルゲイとかいう名前でしたが、姓は李でした。しかし、韓国語

お客様!

お忘れものですよ  ある日、量販店に買い物に行った帰りのことである。  2階で買い物を済ませて下りのエスカレーターに乗ったら、後方から    お客様、お客様! と大きな声でレジの女性店員が追っかけてきた。    えっ、俺のこと?    ちゃんと支払いしたし、何事かな そう思わせるほど、大きな声で息せき切って小走りで迫ってきたことから自分のことかと不安になり振り返った。  しかしその女性が追いついて声をかけたのは、私のすぐあとからエスカレーターに乗った別な男性だった。  見

ハーバード見聞録(71)

「ハーバード見聞録」のいわれ 「ハーバード見聞録」は、自衛隊退官直後の2005年から07年までの間のハーバード大学アジアセンター上級客員研究員時代に書いたものである。 散るぞ悲しき(5月21日の稿) 『散るぞ悲しき』(梯久美子著)を原案としてクリント・イーストウッド監督が硫黄島における日米の激闘の様相を映画化されつつある。 「硫黄島プロジェクト二部作」のうち、アメリカ軍側の視点から描いた『父親達の星条旗』は06年10月24日に公開され、栗林中将を中心に日本軍側から描いた

「竹島」領土問題の概要について

日本が古くから竹島の存在を認識していたことは,多くの古い資料や地図により明らかになっています。 17世紀初めには,日本人が政府(江戸幕府)公認の下,鬱陵島(うつりゅうとう)へ渡る際,竹島を航行の目標として,また船がかり(停泊地)として利用するとともに,あしかやあわびなどの漁猟にも利用していました。 遅くとも17世紀半ばには,我が国の竹島に対する領有権は確立していたと考えられます。 1900年代初期,島根県の隠岐島民から,本格化したあしか猟事業の安定化を求める声が高まっ

【日本とヨーロッパ・平行進化の歴史】梅棹忠夫『文明の生態史観』

今回は、「日本美術史」と「西洋美術史」の関係を考える上で重要な本を最近読みましたので、それについてなるべく簡単に、かつ分かりやすく紹介しようと思います。 それが梅棹忠夫『文明の生態史観』という本なのですが、もとの論文の発表が1955年で、それ以来たびたび復刊されながら読み継がれてきたロングセラーでもあるのです。 私はこの『文明の生態史観』というタイトルだけは知っていたのですが、ようやく読む事ができて、しかも内容が素晴らしく、感銘を受けてしまったのです。 https://