見出し画像

ストック型の努力か、フロー型の努力か

事業の利回りで、投資よりも事業の方が利回りが高いという話がありました。
投資があまり手間がかからない事を前提にしたら、事業はものすごく手間がかかるので比べようがない部分もあります。

それと似た話で私が個人的に読書を始めるキッカケにもなった「金持ち父さん貧乏父さん」があります。その中でフロー型の働き方よりもストック型にして資産を買おうみたいなことが書いてあります。

フロー型とは、時給で計れる働き方で、会社員の方や残業代などその月の給料にしか反映されない働き方です。
逆にストック型で言えば、不動産投資用の物件を購入することや、株式投資がそれに当てはまります。

2代目でもない限り始めはフロー型で働いていくしかないのですが、段々とストックを保有して資産家側になっていくのがいいと言われます。
私も株を購入していますし、ストック思考は大切だと思います。しかし仕事はフロー型であるし、フローの方が単価が高いのです。
だからフローで働いているうちは時給を上げるにはどうしたらいいか考えるのは正しいと思います。
ただフローのあげ方が時間の切り売りだと限界があるってことですね。残業代を増やすでは大して生活が変わらないのは当たり前だと思います。

株や不動産投資でなくても資格や読書もストック型の努力なんです。
資格は一度合格したら取り消される事はありません。合格してから20年後に登録したっていいんです。20年経ったら全く試験内容も覚えていないと思いますがそれでも合格者なんです。私は今、土地家屋調査士・測量士として登録して働いていますが、そのうち行政書士も登録します。もう試験内容覚えていなくても合格がストックされています。

読書もそうです。本を読んで知識になった事はずっとストックされていきます。記憶の問題で徐々に忘れていきますが、ふとした時に自分の考え方が読書によって影響を受けていることに気づきます。全部が全部勉強になる本ばかりではありませんが、読書をしないという手はありません。
もし読書をしていなかったとしたらなんとなくで物事を決めていた行き当たりばったりの人生となっていたでしょう。

残業代のような目の前のニンジンに飛びついて自己鍛錬を怠っていたら10年後の自分は、残業代の分「ちょっと貯金が増えた自分」が待っているでしょう。
10年ってすごい長いと思います。その程度の得で満足なのでしょうか。1度しかない人生で本当にそこが目標なのでしょうか。
私見ではありますが、それで本当に満足な人はいないと思います。真剣に考えていないだけで考えたら絶対にそんな自分は嫌だと皆さん思うと思います。
でも日々の忙しさやストレスや時間の浪費に影響を受けて、せっかくやる気になっても流されていく人が多い。

株や不動産投資だけじゃないストック型の努力を皆さん考えてみてはいかがでしょうか。
私は元トラック運転手で色々な資格を取得して転職しました。私が頭が良かったのではありません。努力の方向性を変えただけです。考え方の問題なのです。

金持ちの人と一般の人の違いは考え方しかないと思います。1人の努力の総量なんて大して変わりません。どれだけ真剣に考えて行動できるかだと思います。

宜しければフォローをお願いいたします!

↓下のリンクをクリックしてから閉じていただけるとランキングが上がり、ブログ更新の励みなります。宜しくお願い申し上げます↓


いいなと思ったら応援しよう!