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睡眠コーチングVol.1【睡眠時間が取れないあなたへ】

近年、忙しい生活の中で睡眠の質が低下し、特に40代以降の女性が睡眠不足や体調不良を感じることが増えています。

今回、睡眠改善に取り組み始めた50代女性のKさんのケースをご紹介します。

彼女がどのようにして睡眠を改善し、体調管理を目指しているかを見ていきましょう。

1、体験談【Kさんの悩み】

Kさん(50代)は、手足の冷え、膝や足の固さや痛みなど、日々の体調に悩みを抱えていました。

また、健康意識が高く、アンチエイジングや代謝向上に関心があり、体調管理を目的に睡眠改善にも挑戦したいと考えていました。

最初に始めたのは、睡眠記録をつけることです。

スマートウォッチとアプリを使って、約1ヶ月間、毎晩の睡眠状況を数値で記録しました。

⚫︎睡眠記録の結果

コーチング初回では、Kさんの平均睡眠時間が6時間であることがわかりました。

本人も短いことに気づいていましたが、数値として確認することで「やっぱり睡眠が足りていない」と再認識。

これにより、体調が優れない原因の一つとして、睡眠不足が浮かび上がったのです。

2、Kさんの生活パターンと改善ポイント


ポイント① 朝の生活リズムと健康意識


Kさんは毎朝5時に起きて、40分のストレッチとウォーキング、さらに朝の腸活を続けるという健康的なモーニングルーティンを行っています。

体調を整え、便秘や身体の柔軟性も向上させたいという強い意識がありましたが、

早起きと日中の活動量の多さからくる疲れをしっかりリカバリーするためには、より多くの睡眠が必要です。

ポイント② 夜の生活リズムと睡眠時間の確保

一方、Kさんは夜9時まで勉強の時間をとっており、就寝は11時頃になります。

早朝の起床時間から逆算すると、結果的に睡眠時間が6時間程度しか取れない状況です。

睡眠時間を確保するためには、夜の過ごし方の工夫が必要だとわかりました。

⚫︎Kさんの気づきと変化

Kさんはコーチングの中で「健康な身体づくり」を改めて目標に掲げ、睡眠がその土台となることを認識しました。

特に、7時間半の睡眠を確保できた日には、足の痛みが軽減するなど体調が良くなることに気づきました。

睡眠の目的が「ただ眠るだけでなく、体を整える時間を確保すること」だと
再確認できたことは、彼女にとって大きな気づきとなりました。

3、睡眠改善に向けたショートゴールの設定

コーチングでは、Kさんが「7時間以上の睡眠を確保できる」ように、

夜の過ごし方や就寝時間の調整を提案し、少しずつ改善できるショートゴールを設定しました。

睡眠時間を意識的に確保することで、体調の改善を実感しやすくなり、健康への意識がさらに高まります。

次回のコーチングでは、Kさんがどのように生活リズムを整え、どんな体調の変化があったかを一緒に確認できることを楽しみにしています😊

4、コーチとしての気づき

私自身も、Kさんのケースを通じて「睡眠の重要性」を再確認しました。

現代の忙しい生活の中で、家族や仕事といった役割に追われ、睡眠時間を確保できていない方が多く見受けられます。

Kさんのように、日中の健康習慣を積極的に取り入れている場合も、睡眠時間が不足していると体調管理が難しくなることが明らかです。

最近では、スマートウォッチやアプリで睡眠データを簡単に記録・分析できるため、睡眠の質や量を意識しやすくなりました。

睡眠コーチングでは、こうしたツールを活用し、データに基づいたアドバイスで睡眠の質向上を目指しています。

5、今後の睡眠コーチングの展望

Kさんのように健康意識が高くても、忙しい日常の中で睡眠時間を確保するのは難しいことです。

しかし、少しずつ改善に取り組むことで、心身の回復力が上がり、日中の活動もより充実させることができます。

今後の睡眠コーチングでは、Kさんが引き続き自分の生活リズムに合わせた改善策を取り入れ、心身のバランスを取り戻すサポートをしていきたいと思います。

⚫︎まとめ

睡眠は、身体を整えるための大切な時間です。

特に40代以降の女性にとって、質の良い睡眠は、健康を保つための土台といえます。

Kさんのように忙しい日々の中で「しっかり眠れていない」と感じる方には、
まずは睡眠記録をつけてみることがおすすめです。

日々の睡眠時間を把握し、少しずつ生活リズムを見直すことで、健康な体を目指していきましょう。

次回の睡眠コーチングでは、Kさんのように忙しい毎日を送る方のための「睡眠の質を上げる方法」について、具体的なコツをお伝えしていきます。

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