【お店番日記】書を捨て、外に出よう
とでも言うようなお店番でした、先日の日曜日。
今年は(も)変な気候が続いてようやくというか、急に暑くなったこの週末。
吉祥寺はいうまでのなくお花見シーズン絶好調。
駅に着いたときから「いつもの倍は人がいる……」と思いながらブックマンションに向かい、準備をして開店したものの、棚主さんばかりが待ち構えたかのようにどどどっと来店、という始まりでした。
1時2時と客入りはそれほどでもなく、3時になってようやく人が入るようになったなぁ、と思ったのですが、それよりも驚くべきは売り上げ。
10分以上滞在するお客さんが多かったのに、結局1日で10冊も売れませんでした。
しかもそのうち3冊は身内だよ(棚主さんと、わたしの友人)。
そうだよね、みんな重たい本を持ってお花見に行ったり、お花見の帰りに本まで荷物にしたくないもんね。
わかる。
ブックマンションは地下なので、「ちょっと寒いなぁ」と思っていましたが、外は25度を超えていたので、涼みに来ただけのお客さんも多かったのかなと思います。
それで滞在時間が長いわけよ。
仕方がない、わかる。
本を読みたいとき、外の空気を楽しみたいとき、いろんな時があるわけで、それでも「本屋さん」という場所が開いているということに意味があるなぁ、などと思った1日でした。
ところで今週4月5日もお店番入ります。
お近くにいらした際は、ぜひ。
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