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想定外の出来事にも強くなれる!ルーティンタスク実践スキル

こんにちは!『超反省サロン』代表のチョッキです。
成功者の多くが大切にしている、ルーティン。あなたにも、毎日知らず知らずやっている行動って、あると思います。でも、それを毎日欠かさず行い、しっかりとタスクとして言語化することが大事って、知っていましたか?

今回はルーティンタスクの重要性と、実際にルーティンタスクの設定の仕方、実践スキルまで、詳しくご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください!

『超反省サロン』については、こちらをご覧ください。

雨ニモマケテ、風ニモマケテ、何も積み上がらなかった20代。

雨が降れば仕事を休み、風が吹けば家にこもりきり。
なんだかこうやって書くと、昔話の人物のようですが、20代の僕は天候に左右される人生を送っていました。さまざまな外的要因や他人に流され、自分で舵をとることを知らない人生だったんです。
だからと言って、晴れている日に思いきり行動ができるというわけでもなく。なんとなく気分が乗らなければ、晴れの日でも動かない。

そもそもやることが決まっていなかったので、朝起きてからやることを考える始末。「これでは何も積み上がらないなあ」という確信だけはありましたが、どうしたら抜け出せるかも分からなかった。

そんな僕も今は、動き続けられています。雨の日も、風の日も。気分が乗らない日でさえも。加えて当時の僕と比べて考えると、圧倒的にまじめにやろうとしていないと、言えると思います。

当時の僕は、「仕事は仕事!」「勉強は勉強!」と遊びや趣味の時間とは一切切り離し、行動しようとしていました。要は、変に気合を入れて頑張りすぎていたんですよね。だから続かなかった。行動できなかった。

一番問題なのは、一回ごとに、

いかに楽をするか?

これを検討できていないこと。楽をしながらでも続けられる。積み上げられるから、楽しい。
結果、続けられると体感した今の僕は、ルーティンなどの考えなくてもできる毎日のタスクは、好きなアニメを見ながらやると決めています。
そう決めてから、僕にとって「ルーティンタスク=アニメを見る楽しい時間」となったんです。
(いきなり真似して職場でやると、多分怒られるのでおすすめできません!)

アニメを見たいから、ルーティンの着手が早くなる。アニメを見ながら行動も進む。趣味と実益を兼ねる。今はまさに、そんな働き方をしています。仕事だけに時間を使うのって、もったいなさすぎると思っています。

ルーティンがないと、人生は他人優先の人生になる。

20代の頃の僕は、なぜ行動ができなかったかと言うと…

やることを決めていなかったから。

というのも、「タスクややることは、その日に決めるのが当たり前」という謎の信念を持っていたからです。

その結果、目の前の仕事に追われて先のことを一切考えられず。そのくせ、ルーティン化できそうな毎日のメールチェックに対して思いつきで何かを考え、今日はどんなやり方でやろう?」と、毎回ゼロイチでやりだす始末でした。そんな状態だから、気分によって仕事のパフォーマンスが変わるという状況になってしまいました。

やることを決めない。そして、目の前のことに追われる。本来はルーティン化できることに、思いつきでその都度工夫する。定まったやり方がなく、パフォーマンスの善し悪しが生まれてしまう。
結果、定まった成果も出せず、積み上げられるものがなく何もかも疲れる。そのうち、仕事だけでなく公私共に動くのが面倒くさくなってしまい、30代目前で心を病んでしまったのでした。

その頃の自分も、これだけはわかっていました。ルーティンが必要であることを。
どんな成功者の書籍を読んでも、

朝起きてから、やるべきこと(ルーティン)をする

ということが決まり文句のように書かれていたから。
でも僕は「ルーティンって、人生がつまらなくなりそう」と思い込んでいたんです。しかし、行動が何も決まっていないと、些細なことですらいちいち考えなくてはならない。

結果、何をするにしても、頑張らなくてはならなくなる。要は、面倒くさいんです!面倒くさいことは続かない。結果、公私共にどんどん行動できなくなる。これ以上は、言わずもがな…ですよね。

一方、ルーティンの一番の価値は、

ご機嫌な生活を意図的に創り出せる

ことにあると、僕は考えています。今思えば、以前読んでいた成功者の本に記載のあったルーティンも、「朝起きたら、白湯を飲んで、お気に入りのクラシックを聞いて…」など、天気や仕事などの外部要因がどうであれ、心地よい時間を過ごすための行動を、ピックアップされていた気がするんです。

外部要因に左右されず、自分の責任、自分がコントロールできることをいかに増やすか?

こういった観点で、成功者はルーティンを構築している。そうしてご機嫌タイムが長ければ長いほど、想定外のことが起こったとしても、余裕を持って対処できる。そしてまた、その想定外も、次に同じことが起こったとしたら、想定内になる。

むしろ、自分が対応しなくても自分以外の人が対応できるようにマニュアル化、ルーティン化してしまう。
結果として、ルーティンを軸に、ご機嫌な生活の再現性を高めることに成功していると言えるでしょう。それが彼らと以前の僕の違いだろうなと確信しています。

ルーティンが決まってないと、一番大切にするべきはずの自分の優先順位はどんどん下がり続ける。そして、誰かのための人生を送ることになる。そんなのって、いやですよね?

それでは、ルーティンタスクをどうやって決めたら良いのか?
ここからは、具体的にお話していきますね。

朝:「早起きは心のために」を、ルーティンでより効果的に!

あなたは、朝何時に起きるか決まっていますか?
決まっている人もそうでない人も、「起きてからやることは決まっていますか?」と聞くと、多くの人が「頭の中ではなんとなく…」と言います。
さらに、「それをすることで毎日、ご機嫌に過ごせるか?」ということを聞くと、ほとんどの人が口ごもってしまいます。

世の中のほとんどの人は、朝起きてからすることをなんとなく、曖昧にしか決めていません。だからこそ、不調時にルーティンが崩れてしまう。

それでは、どうしたら良いか?それは…

ルーティンを書き出し、毎朝それを見ながら行動する

ことです。例えば僕は以下の画像のように決めて、Googleドキュメントに書き出し、毎朝ルーティンを開くことから一日を始めています。

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もちろん、この流れの通りに過ごせない日もあります。そんな時は、まだ完了していないタスクを上から順番にこなします。
大事なことは、時間を決めてやることよりも、何時からでもご機嫌な生活を始められるルーティンにすることなので。

ちなみに「早起きは心のために」という名言を聞いたことはありますか?
これは、「早起きしてやりたいことをやると、自己肯定感が高まる」という意味だと僕は解釈しています。
しかし、例え早起きしたとしても、やりたいことを予め決めていないと、ダラダラと朝を過ごしてしまいますよね。

だからこそ、見たら一切迷わず心地よい生活を始められる。そんな朝ルーティンを作ってみて欲しいんです。完璧なルーティンでなくて大丈夫です。自分の生活に即して、都度改善していけばいいんです。

まずは言語化してみることが、大切です。
そのルーティンが言葉として存在しているから、改善できるということをお忘れなく。頭の中にあるということは、ないのと同じです。
まずは手始めに、朝のルーティンだけでも作ってみましょう。今までの生活との違いを体感してもらえるはずです!

昼:より多くのことを少ない時間で成し遂げる、ハイパフォーマーへ。

ここでは、会社に出社してからのことをお話しましょう。
会社では、ほとんどの人がルーティン化できていないように感じます。逆に、ルーティン化できている人が活躍している。
そういう人ほど、公私ともに充実しているもの。その理由は、出社してからの業務がルーティン化しているからです。何かあったとしても、余裕を持って対応できるんです。

そういう人は、いかにして出社後の仕事をルーティン化しているかというと…

ちりつもでルーティン化しているかどうか?

ということ。

例えば、メールチェック。いつ、どのぐらいの時間をかけてやっているか、言語化したことはありますか?
ちりつもでルーティン化できている人は、以下のように言語化しています。

【メールチェック ルーティン例】

⑴ 毎日3回30minに分けて、まとめてメールチェックを
※ 思いつき確認は、作業効率が圧倒的に落ちるので厳禁とする
※ 朝、昼、夕方で、具体的な時間を決めて時間天引きする
※ 集中タスク完了した直後など、タスク間チェックは良しとする
⑵ 不要メールの削除(1min)
⑶ 要返信メールの仕分け(2min)
① 自分だけで返信可
② 上司へ返信方向性口頭確認の上返信
③ 上司へ返信雛形保存して確認の上返信
⇒ 返信したものから『返信済み』フォルダへ
⑷ 文章作成(10min)
※ 上司確認が必要な場合、確認しつつ
⑸ 雛形として、ドキュメント保管(7min)
※ 繰り返し使う可能性がある文章は必ず♻️

上記のように、行動をするごとに次回やるときに迷わなくて済むようにマニュアル化しておく。これはメールチェックだけでなく、例えば資料作成、テレアポ、経費精算など、各行動で応用することができます。
ここで大切なのが、これらを…

一本化できないか?

を常に検討すること。せっかく作ったのに、どこに保管したか忘れてしまうくらいなら、意味がありません。
オススメは、朝のルーティンと接続して一本化したルーティンタスクを作ることです。

ちなみに、ルーティンタスクがあると、例えば懇親会幹事などの役割を新人へ任せる時に、マニュアルを渡すだけで任せることができます。
書き出しているからこそ、他者に任せられる部分が明確になる。他者の時間も拝借しつつ、より多くのことをより少ない時間でできるハイパフォーマーになりましょう。

あなたのまわりのハイパフォーマーと呼ばれる人は、あなたよりも早上がりをして、プライベートも充実している人が多いと思いませんか?
彼らは多分、知っているんです。頑張らずにできることを増やす秘訣を。

全部を自分でやろうとせず、まずは手順と時間の計測を。とにかく、数字・ファクト・ロジックを明らかに。そこから全ては始まります。
公私の充実を勝ち取りたいならば、ここは避けては通れません!
まずは手順の書き出しをして、2回目以降の行動難易度を下げるための昼ルーティンを作りましょう。

晩:1日を心地よく過ごすため、大切な夜ルーティン。

「今日も1日やり切った!今日は、何を飲もうか?」

仕事後の1杯はおいしい。でも、これだと翌日のパフォーマンスが日によって異なるのは一目瞭然。というのも、20代の自分がまさにその日の気分で飲みに行く生活を送っていたので…。

飲みに行って、その先どうなるか、想像してみましょう。

☑︎ 何となく飲みに行く
☑︎ 深夜まで飲み明かす
☑︎ 深夜にお腹が空き、コンビニ飯を
☑︎ 当然お風呂に入れず、バタンキュー
☑︎ 出社前ギリギリまで寝る
☑︎ ギリギリで起きて準備
☑︎ 二日酔いで最悪の気分で出社

全ての人がそうではないと思いますが、僕の場合はだいたいこうなることが多かったです(笑)。こうなってしまうと、なかなか本調子には戻りません。
何故なら、当時の僕にはルーティンなんか無かったからです。ルーティンがあれば、こういう日が1日くらいあったとしても、また心地よい生活には戻ることはできます。ですが、ルーティンタスクがないと、こういう夜を繰り返しがちです。
こんなことを繰り返していたら、成長なんてできるはずなく、自滅しては復活して、また自滅して…というような一進一退ルーティンとなってしまいます。

お察しの通り、1日を心地よく過ごすためには、結構な割合で夜が大切です。
特に、睡眠。良い睡眠がとれないと、単純計算で人生の1/3損する(睡眠時間を8時間とした場合)と言っても過言ではないんです。

夜のルーティンの目的は、

良質な睡眠を確保すること。

それをしないと、一日疲労しきった体は回復しません。
それでは、良質な睡眠を確保するにはどうすれば良いか?例えば、こんな感じのルーティンはどうでしょう?

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これは僕の場合になりますが、良質な睡眠に向けて「心身共に禊ぐ」をテーマにした行動を予め決めています。今の僕にとっては、それが心地よい生活につながるから。心身共にからっぽにした時の睡眠効率は、他に変え難いぐらい、心地よい朝を与えてくれます。

大事なことは…

夜と朝は繋がっているという前提で、夜ルーティンを構築すること。

夜ぐらいは自由奔放にと、羽目を外してしまう人は多いです。それで心地よい生活が送れているのであれば、一切問題ありません。
しかし、多少なりとも問題が生じ始めているなら、是非とも夜ルーティンも作ってみてください。

キーワードは、科学的睡眠。このワードを検索するだけでも、かなりヒントが出てくるはずです。まずは真似するだけで、オーケー。今までとは段違いの心地よい生活が実現できること、お約束します!

ルーティンは全てを一本化!予め決めておくことが、続けられる秘訣。

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ここまで朝、昼、晩のルーティンについてお話をしてきました。ここで…

「平日と休日、仕事とプライベートで、どうやって分けて管理しているの?」

こんな疑問を感じませんでしたか?この質問に対して僕は…

「平日も休日も、仕事もプライベートも、分けずに一本化しています。」

とお答えしています。

何故なら、分けると管理が面倒になるからです。繰り返しになりますが、面倒くさいことは続かない。だからこそ一本化する。
大事なことは、ご機嫌に過ごすための生活マニュアルを作ることです。

なるべくシンプルに、大事なことだけにフォーカスできるように。予め言語化し、一本化し、予めやることを決めておく。これこそ、ご機嫌に過ごすための秘訣なんじゃないかと僕は確信しています。

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どこかへ向かう時に、道がないから迷う。シンプルな話ですよね。
これって、1日を過ごす上でも言えることかなと思うんです。

やることが決まっていない。だからやらない。

こんな状態が続いた僕の20代。まるで迷路に迷い込んでしまっているような、そんな暗闇が続いた暗黒時代だったあの時。作ろうと思えば作れた道を、僕はあえて作らず、大変なフリ、忙しいフリをしていました。

いつか誰かが手を差し伸べてくれ、道を示してくれる。そんな期待を胸に、多くのメンターさんに師事しました。
しかし、どんなメンターに師事しても一切長続きず、毎回ゼロから道を探す。そんな人生でした。
今になって思うこと、それは…

道は自分で作り、伸ばしていくものである。

ということです。
今回のお話で言えば、その道=ルーティンになります。

何度も言いますが、ルーティンには正解はなく、その時々の最善策しかありません。だからこそ、まずは作ってみて欲しいんです。
一歩でも、半歩でも、今の場所から踏み出すキッカケとなるようなルーティンを。そして、迷わず進めるような道ができ始めると、次は…

より高みを目指せるゼロイチタスクという新たな道が拓ける。

ゼロイチタスクの実践については、こちらの記事を参考にしてみてください。

まずは、道を作る。そうすることで、新たな可能性が拓けます。

あなたが心地よく歩ける道づくり、今この瞬間に、できるところから作り始めてみてくださいね。僕と共に流される人生を脱し、自分で舵をとる人生へと歩み始めましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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