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『木曜日にはココアを』青山美智子


わたしたちは知らないうちに誰かを救っている


前世から決まっていたような出会い、誰かと誰かの出会いが小さな奇跡の種を蒔いていく。

実は自分がその奇跡の一端を担っているのかもしれない。

そんな気持ちになれる本。

誰だって誰かにとって大事な存在だし、人によって向き不向きや合う場所合わない場所、色々あるけれどあなたの存在自体が奇跡で特別。

そんな思いを感じました。

前回読んだときは、青山美智子さんの作品の魅力である人との繋がりや物語が交差して幸せが広がるところがいいなと思っていたのですが、

今回は先ほど書いたように、自分という存在の尊さとか人との関わりで静かに生まれている奇跡の数々とか、そういったところが心に残りました。



いつもの場所です。好きなところにいるだけで、元気になることもあると思います(p.18)


ココアのような優しい甘さが心をホッとほぐしてくれる作品です。


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ゆき*本は心を癒すサプリメント
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