天高く響く澄んだ歌声と綺麗な花束と
気持ちいいくらいの秋の空。
ちょうどいい温度ですごしやすい一日でした。陽射しはまだちょっと強かったけれど、風がとても爽やかでしたね。
めっちゃ秋の空
今日はお仕事でとある学校にお邪魔しました。
♪ 母なぁ~る大地のぉ~
開け放された窓にカーテンがはたはたとはためくなか、音楽室から歌声が聞こえてきて、以前だったら当たり前のようなことにも「ようやく学校生活も通常に戻りつつあるのかな」などとしみじみしてしまいます。
音楽室って3階の角にあるイメージ
わたしの母校も確かそうだった
これは、、、『大地讃頌』
なんて懐かしい!
わたしも合唱コンクールのためにこの曲をさんざん練習したので、メロディを聴きながら自分でも驚くくらいすらすらと歌詞がでてきました。
ちょうど待ち時間だったのをいいことにグラウンドの片隅でわたしも一緒に口ずさんで発声練習。最近はカラオケなどに行く機会もないし、かといって家で歌うなんてこともしないし、久しぶりに“歌をうたい”ました。最初はこっそりだったつもりが、そのうち結構大きめな声で(笑)。
いろいろなパートを順々に練習していたので、ハモるのもなかなか楽しい気分に。(といってもわたしはソプラノ専門)ソプラノは結構高くて大変ではあるのですが、それを綺麗に出せれば結構カタルシスを感じられます。でも、それに比べてほかのパートは地味というか縁の下の力持ち的な感じなんですよね、、、(もちろんそれぞれの魅力はちゃんとあるんですけれど)
♫ 母なる大地をア~ たたえよ大地をア~~
って最後のまさにクライマックスの部分なんて、ソプラノが華やかに旋律を彩っている一方で、男声パートは単独で歌ったら、ぶっちゃけお経っぽくてちょっぴりくすっとなってしまう感じ。(というか中学生時代のわたしは笑っちゃってた)それでも、混声四部になるとその音の厚みに自分の身を委ねるのが気持ちよくて、合唱自体は結構好きでした。この曲のときは優勝したかどうか忘れてしまったけれど、中1のときに歌って優勝した『樹氷の街』はめちゃめちゃ名曲で、今でもいい思い出になっています。(いずれも、ピアノの伴奏もとってもとっても素敵なので、よかったらYouTubeなどで聴いてみてください)
あの頃のわたしはとっても純粋で一生懸命だったよなぁといろいろなことを思い出してちょっぴり甘酸っぱい気持ちに。音楽の力ってすごいですよね、忘れかけていたような記憶がぽろぽろと音符とともに自分のなかからこぼれ落ちてくるような。
荘厳な曲調と若干スピッぽい(こういう表現をしてしまうのがまた薄汚れたオトナになってしまったことを物語ってるわと自戒)歌詞に、心を少し洗われたようで、それもまた気持ちのよい時間でした。
今日はオシゴトのあと、なんとこんな素敵な花束まで頂いてしまいました。嬉しい!
5時半起きしてがんばった(というほどがんばってはないのですが朝が弱いので早起きはめちゃめちゃがんばりました)甲斐がありました。
本日は花なんて全然似合わないいでたちで帰りの電車内でかなり異様だったかと思いますが、せっかくいただいたので大切に大切に持ち帰りまして飾っております。
さて、さらに明日はなんと、、、4時半起き!!! にて、とある場所にGoTo弾丸!(これまたオシゴトです)
またなにか、素敵なできごとありますようにと思いながら、早く寝なくちゃ、なのでした。