Sweet chocolate against Unpleasant dream

ものすごい悪夢から醒めて時計を見たら19時すぎ。
どうやら眠ってしまっていたらしい。
あまにも生々しくて、憎憎しい感情に満ちた夢で、見慣れた部屋の風景にほっとした。大げさじゃなく、戻ってこられてよかったと思った。

大変な台風が近づいているらしい。
昨夜ニュースの天気図で見た時にあまりの目のくっきり具合に驚いたのだが、つまりはそれだけ威力もすさまじいということなのだろう。

たぶん、悪い夢を見たのは気圧のせいだ。そうだ、そうに違いない。それにしても、なぜ会ったこともことばをかわしたことすらもない人にこれだけ苦しめられなければならないのか。いつかきっと復讐してやると思ってしまうわたしは、間違っていますか神様。

ただの夢、夢なんだからと深呼吸しながらチョコレートを好きなだけ食べて、かわいい動画に癒やされた。

将来は大物の予感！？ダンス発表会で「微動だにしない」女の子が人気者に

ダンスが苦手だ。劇団にいた頃、レッスンで踊る自分の姿を鏡越しに目の当たりにして、あまりの滑稽さに苦手意識が抜けなかった。ミュージカルは観るのも苦手だった。「なんでそこで踊りだす、、、？」って思ってしまって。（それなのに出演していたとか今思えば狂気の沙汰だな）
わたしもこれくらい振り切っていられれば、今頃超人気者になれてたかもしれないのにな、なんてね。結局は色んなものを押し殺して毎日毎日生きている。

もっともっと気楽に生きたいのになんでこんなに息苦しいのかなあ。
息苦しいは“生き苦しい”とおんなじだと気づいてしまってから、できるだけ深呼吸をするようにしているのだけれど、こんな低気圧の日は酸素が薄く感じられて仕方がない。東京にいるわたしは九州地方の人と比べたらなんの心配もないはずなのに。

まだ夢の嫌な余韻が残っているようで、なんだか眠るのが怖い。そんな気分を紛らわすためにチョコレートばかり口にしている。せめて、今夜は夢なんて見なくていいからなにも考えずにゆっくり眠りたい。