伸びるだけ伸ばそう、なんてね
髪がずいぶんと伸びた。
もうずっとロングヘアが定着していて(わたしのことをリアルで知ってる方は髪が長いイメージしかないんじゃないかな)なんとなく自分でもそれが当たり前になりつつある。
なんといってもロングヘアは楽だから。“楽”というと、ショートの人には「いやいや、短い方が楽だよ~」と言われそうだけれども。
伸びるのがめちゃめちゃはやいわたしの場合は、切った直後のスタイリングを保つのが大変で、キープするにはすぐまた美容院に行かなきゃならないので、コスパがよくないなぁ(こういう考え方がオシャレじゃないのはわかってる)と思ってしまうのと、太くて硬い髪質的に、なんていうかエアリーでヌケ感がある(つまりはおかっぱみたくならない)髪型にするには、カラーリングかパーマの力を借りないとならない、という難点があるのだ。
毛れどももとい、けれども、これだけ毎日暑いとさすがにロングが大変なのも確か。外に出るときは首周りが日焼けするのが嫌でおろしていることがほとんどなので、きっと他人には暑苦しいと思われているだろうなといつも思う。自分では見えないからあまりわからないけど。風が吹けばサラッと靡いたりしていい感じかもしれないけれど、東京の熱風ではそんなこともないしね。では家の中にいるときはどうかというと、大抵まとめてしまっている。それじゃあなんのためのロングなのと突っ込まれそうなのだけれど、これはもう単なる惰性のなせるワザという気もしてくる。正直、ロングだと頻繁に美容院に行かなくてもそれなりになんとかなってしまうから。気づくとどんどん伸びて、自分の背中を見て「あらこんなに長いんだ」と実感したりする。
それならいっそもう切っちゃおうかとも思うのだけれど、鏡を見ながら「ここまで伸びたのだから、またヘアードネーションをしようかな」とふっと思いついた。
“また”というのは、以前もしたことがあるから。遡ってみたらちょうど2年前の夏のことで、そのときほんとに何年ぶり?ってくらいのショートになった。31cm以上の長さがないといけないので、結構伸ばさないとその規定に達しない。自分としてはそれだけ切ってもまだセミロング位の長さが残るのではないかと思ってたのだけれど、31cmって結構な長さで、いざ切ってみたらショートになってしまった。でも結果的にものすごく頭が軽くなって、シャンプーもめちゃめちゃ楽になったし大ぶりのイヤリングが映えて嬉しかったし、何よりほんの少しでも世の中に役に立てているのかなと思えたことが、すごく感慨深かった。
その後、しばらくはショートを楽しんでいたのだけれど、季節とともに首周りが寒くなり(髪の毛って保温効果も高いのです)伸ばそうと決めてセミロングを経て、、、今年に入って、髪型どうしようか美容院でも行こうかと思ってたらcovid-19で無理して行かなくてもいいやとなり数か月、気づいたらまた結構な長さになっているなぅ、というところ。2年でほぼもとどおりってかなりハイペースな気がするのだけれどどうなんだろう?ちゃんと測ってないので、31cm切ったらどれくらいになるかまではわからないのだけれど、まだちょっと足りないかな。でももう少し頑張って伸ばせばイケそうな感じ。うん、目標があると、このダラ~ンロングも意味があって胸を張れる気がしてきた。
という訳で、暑サニマケズ、部屋ニ落チテル毛を拾ウ面倒クササニモ負ケズ、しばらくはこのまま伸ばしていく予定。