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チョコレートを引き寄せる

こんにちは、ショコラリスト®︎サユリです。
1カ月にチョコレート2キロ食べつつ、スタイルキープの努力もしております。

チョコレートは私にとって絶対に譲れない、特権階級的なスイーツです。チョコレートはその他大勢のスイーツとは全く別物です。

なぜなら、チョコレートは学名をテオブロマと言い、〈神さまの食べ物〉という意味があるからです。

実際、歴史を紐解いてみても、チョコレートは神さまというよりも、ずばり特権階級の食べ物でした。3000年以上も前のアステカ文明では皇帝や戦士の飲み物であり、通貨でもありました。

1615年にはスペインからフランスのルイ13世のもとへとお輿入れしたアンヌ・ドートリッシュが、嫁入り道具としてチョコレートとショコラティエを連れてきたとか。

フランス王ルイ13世妃アンヌ・ドートリッシュ 1620年-1625年頃 ピーテル・パウル・ルーベンス ノートン・サイモン美術館蔵

その後はマリー・アントワネットやナポレオンのお気に入りの食べ物兼お薬にもなりました。

もう特権階級を味わいまくり。ソフィア・コッポラ監督〈マリーアントワネット〉その代償もあまりに大きな王妃でした。


現代でもはっきり言って、チョコレートはお高い!お高いのは〈神の食べ物〉ゆえの宿命です。

カカオは農産物。赤道付近でしか生育できず、自然気候にも影響されやすい。そこにカカオ農家の諸々やトレードの問題も重なり、近年では取引価格が高騰しています。今現在、銅の値段を超えています。

カカオから魅惑的なチョコレート菓子に仕上げるまでの技術もさらに上積みされ、チョコレートの価格が決まります。

さらにトップブランドになると、そこにはブランドの価値をつけるべく、パッケージやデザインや店舗の値段も加わります。輸入物になるとさらに輸送費アップ。 

チョコレートは高くて当たり前。
今なお(大きな声では言えませんが🤫)言っちゃいますが、特権階級の食べ物なのです。

私はいくつかのチョコレート同好会、サロンに参加しています。チョコレートにお金の糸目をつけない人たちのサロンでは、もうキリ無しの世界です。2万、3万の輸入チョコレートをちまちま買うくらいなら、フランスやベルギーに飛んで現地で味わう方が安上がりだそう。


反対にキリ有りのサロンでは、現実的ではあるけど、やや窮屈な感じも。キリを知らずにピンチョコばかり話題にしても、チョコレートの本質には辿りつけません。しかもピンチョコの試食だけでも、あっという間に、2万、3万にはなってしまうのです。


チョコとお金、あるいはチョコと経済は切っても切れない相関関係があるのです。だからこそ、特権階級の食べ物であり、神さまの贈り物でもあるのでしょう。  

美味しいチョコレートは高いという絶対律。安価なチョコにはそれなりの仕掛けがあるものです。そこを見抜きながらも、賢く選び分けるのがベストですね。

さて、高価なチョコレートを味わうためにも、ここで引き寄せの法則を発動です!

そもそも、麗しい箱入りのボンボン・オー・ショコラって、自分で買うものではありません。これは特別な贈り物。ジュエリーや花と同じくらい、特別な贈り物です。でした。

今どきは、人から、できれば特別な人からもらうまで待っていられない時代です。さっさと自分でポチった方が早いですものね。期間限定品もあるし。 

この時代、ロマンチシズムと効率主義を両立させるためにも、引き寄せの法則をチョコレートにも当てはめてみようと思い、私も日々、実践中。


で、結局は引き寄せる前に、ポチッてしまうか、逆にふらふらとブティックに引き寄せられている始末……

まだまだ修行が足りないのですが、うちの息子は見事に食べたいチョコレートを引き寄せまくりです。毎度ながら、すごいです。

今は大学受験を目指しているので、毎晩遅くまで塾で勉強しているため、GABA入りチョコレートが欠かせません。集中力を高め、緊張も解いてくれるこのGABA入りチョコレートを、毎日、自分で買わず、どこからかもらってくるのです。


大好きなアルフォートやカントリーマァムも、食べたい時には誰かからもらってジャージのポケットに入っています。


息子は自分のお金でチョコレートを買ったことがないのに、チョコレートに不自由したことがありません。

息子を観察していると、気負わず、自然に、そこにあると信じきることが大切なようです。

これぞ、引き寄せの法則の極意ですね。

繰り返します。

気負わず、自然に、そこにあると信じきる。あって当然。


引き寄せの法則をあやしむ人もいますが、米国では富裕層の子女たちも実践しています。ソフィア・コッポラ監督の〈ブリングリング〉の中で、ホームスクーリングのティーンたちがそのメソッドを教えられていました。特権階級の密かな教育ですね。

ソフィア・コッポラ監督〈THE BRING RING〉より


SDGsやフェアトレードの取り組みはごく最近になってからです。良くも悪くもチョコレートの流通や発展は、結局は特権階級の恩恵でもあるのです。

さて、私も、少しずつチョコレートの引き寄せ力を身につけて行こうと思います。


お読み頂き、ありがとうございます。
あなたが引き寄せたチョコレートがあれば、ぜひお知らせくださいね。

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