諦めないこと。
ここ何年も
『あっちが落ち着いたらこっちがあかん』
という、本当に気が抜けない日々を送っている。
ずっと平穏で、退屈だなぁ、と思うような日々を送ってみたい、とたまに思う。
特に、うちの子どもたちは、打ち合わせしているのかと思うくらい、顕著に私にぶつかってくる。
長男が落ち着いたら、長女が
「私の番やん」
と言わんばかりに荒れ出す。
そして、長女が落ち着いたかと思えば、長男が
「俺の番や」
と言わんばかりに、体調が悪くなったり、荒れ出す。
この間に、私の母や飼い犬も入ってくるのだが、だいたいこの繰り返し。
休む間もなければ、倒れる暇もない。
なぜそうなるのか、という理由はおそらくない。
深く関わる人が多くて、
その人に対する私の責任や役割が、
大きければ大きいほど、
そういうことが降り掛かってくるのは、
当然のことなのだ。
サポートしてくれる人達もいるけれど、
結局、
私が最終責任者みたいな役割になっている。
だから、重責になっている、と思う。
それらを手放せば
楽なこともわかっているけど、
自然に手放していくこともわかってる。
だから何とか倒れないようにして、
乗り切っていくしかない。
でも、子どもたちがいたから、
いろんな価値観や多様性を学べた。
そして、昔の私とは、
考え方も行動も、真反対の人間になれた。
まだまだ苦労しているのは、
私にはもっと学ばないといけないことや、
役割が残っているから
だと思う。
人は、
本当にどん底に落ちないと変われない。
自分の価値や力は、
苦労がやってこないとわからない。
どん底に落ちても、苦労をしても、
そこに向き合わなければ、
何も見つからないし、変われない。
辛さがやってきたら、
「どんな学びがあるのだろう」
という視点から、深く考えてみる。
どん底に落ちたら、
「もっと良い自分に変化できるチャンスが来た」
と思うこと。
とにかく、
どんなときも、自分自身を諦めないことだ。
他者や、環境や、状況を、諦めることはあっても、
自分自身を絶対に諦めないこと。
そうしたら、誰とだって、どんな場所だって、どんな状況でも、生きていける。
私がこう思えるのも、
子どもたちがいてくれたのと、
たくさんの苦労や悲しみがあったから。
そう思うと、人生、それほど悪くない。
そう思って、毎日、生きています。
さぁ、頑張ろう!
おしまい。
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