不動明王様とのご縁
前の「冥想の部屋で会ったのは誰?」からの続きです。真言密教のお寺正覚院の冥想の部屋で揺れ始めた叔母、質問に答えてくれてるのはなんと不動明王様。誰?顔が怖い神様?そしてなぜか不動明王像を注文してしまった叔母。
きちんとした仏像を彫る仏師の作業となるため安いわけがございません。叔父にも言えずしばらくタイミングを計る叔母のそのときの気持ちを考えるとドキドキだったことと思います。
実際は、叔父に話しても「そうなんだ、楽しみだね」と普通に受けていれてくれてびっくりされたそうです。
うちは家族4世帯が一つのビルに住めるよう建て直して住んでおり、教会は一番下の階にあります。
当時叔母家族の住む部屋は教会の上のフロアで、教会長をやっている祖母も一緒に住んでいるので祖母にも話さなければと思いながらも、教会なのになんで不動明王を置かないといけないのかと言われるのではとなかなか話せませんでした。
でもでも、言わなければもうすぐできてしまうと、意を決して話してみたところ、なんと祖母の答えは
「よかったね、うちは教祖様(曽祖父)も不動明王様に助けられてるからね。また来てくれたんだね。」
と、びっくりなお話を話してくれたそうです。詳しく聞いてみると、曽祖父がまだ若かった頃、お腹の中に膿がたまり苦しんでいた時に夢で不動明王様が出てきて、身体の上に乗ってその膿を全部出してくれたとのことでした。
えーーーーーーーと鳥肌が立つような偶然。あ、偶然じゃないですね。確実につながっています。ずっと助けてくれてるんだ・・。
そしてそして4ヶ月後、とうとう像はできました。正覚院の住職と奥様が一緒に来てくださりお経を読んでくださったり、奉り方を教えて下さいました。
その中で叔母がびっくりしたのは家族の一員として接してほしいというところ。急に像が身近に思えたそうです。
すごい力をお持ちの住職様ですが、まったく偉ぶることもなく、非常に優しく話しやすい方でこれも素晴らしい。
そんな流れで、実家の「真乃道教博多教会」の上のフロアに不動明王様が鎮座することとなりました。
現在、叔母家族は一軒家に引っ越し猫2匹とともに暮らしていますが、不動明王様は叔母の新しい家に今も美しく飾ってあります。
不動明王像はあの怖い顔からもわかるように、動かせないような難しい人の気持ちや状況をその力で持って動かしてくれるそうです。
なぜうちの教会に不動明王様が必要だったのか、後に私と叔母は思い知らされることなるのでした。
とにかくカラフルです。
時々持っている縄のようなものを振り回したりされているそうですが、まだ見られていません。
私と夫が見たことがあるのは、不動明王像から発されるレーザーのような細いいくつかの青い光です。色々と信じない夫への気を見せるパフォーマンスだったのかと思います。
出会いに感謝。
これを聞いて正覚院に行ってみたい!と思った私は次の日本帰国の際に早速行ってみました。信じない夫と共にwww
次回は実際に瞑想の部屋に行ったお話です。
※私の別スピリチュアルブログ(オーストラリアで気づいたこと、好きな事 )から加筆・編集しています。