皇居の桜: みどころ案内
そろそろ桜の開花季節です。
あちこちで一斉に咲く桜、そんな中でもひときわ人気のあるのが皇居周辺の桜です。
中でも有名なのは千鳥ヶ淵ですが、桜の季節は人出もすごく目線を下げると桜ならぬ人の観賞になってしまう場所でもあります。
千鳥ヶ淵が有名すぎてそこだけが「皇居の桜」でもあるかのように錯覚しがちですが、皇居とその周辺には桜の名所・見所が多々あります。
そんなポイントを幾つかピックアップしたいと思います。
まず、皇居外周のお堀近辺は、ソメイヨシノが多く約5キロほどあります。
また、例年の見ごろ時期は、3月下旬から4月上旬となっています。もちろん満開時期は、各年ごとに微妙に差がありますので正確な見ごろ時期はネットでマメにチェックをした方が良いでしょう。
参考サイト:
①全国お花見ガイド 2023年版
②花見特集
等を参考にしてみてください。
ちなみに、今年の東京の満開予想は、3月18日との事です。
さて、皇居周辺の桜の重要な花見ポイントを挙げていきたいと思います。
以下の地図は、環境省のものです。
◆千鳥ヶ淵
まず有名な千鳥ヶ淵をチェックしたいと思います。
千鳥が淵および千鳥が淵緑道と千鳥が淵公園の部分のみ赤で色分けしました。
桜の季節はこの部分が一番人が多い場所となります。
ダイナミックな桜の木々の下をボートが浮かぶ景色はこの場所であります。
遊歩道だけでは無く、お堀の対岸にも桜が密集しております。さらに桜の木の下には黄色の菜の花が美しく、俗に言うインスタ映えのする美しい景色を見ることが出来ます。場所によっては、紫色のムラサキダイコンの花も咲いております。
◆北の丸公園
北の丸公園といってもあまり馴染みの無い人がいると思います。
武道館のある所、と言えば判る人が多いかもしれません。
地下鉄の九段下駅を出てすぐのところに北の丸公園がありますが、その公園の入口周辺、つまり田安門近辺は、千鳥ヶ淵と近接しており、ここも見事な桜を観賞出来ます。田安門を入らず、横にある昭和館からの風景も武道館周辺の桜を見ることができ面白い風景です。
北の丸公園内に入るとあちこちに桜がありますが群生している、と言うよりは点在している、と表現した方が良いと思います。
上の写真で、北の丸公園入口を入るとすぐ武道館があります。武道館周辺にも桜が多いです。
◆皇居 東御苑
ここでは、東御苑と二ノ丸庭園を別に扱います。
東御苑は、一言で表現するなら江戸城本丸跡のある場所と言えば判る方も多いでしょう。
ここの桜は、お堀の桜ほど群生こそしてませんがそれぞれが見応えのある立派な桜が多いです。
◆二ノ丸庭園
二ノ丸庭園は、東御苑と一緒に表現されてしまう事が多いですが、桜に関しては東御苑とは全く別次元のものです。
二ノ丸庭園の桜は、特に自然の植生を模した状態で植えられています。
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