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シュークルート料理を紹介いただいたので、たまたま出逢った魚介で作ってみた話

素材そのものが持っている良さというものがあります。スイーツにしてもおかずにしても、使う素材の本来の良さや個性について、改めて考えさせられます。

私は今年の6月から、ザワークラウトをそのまま、ほぼ毎日食べています。「料理に転用」はポトフ以外に新たなアイディアがなかなか浮かばす、人様のレシピにお世話になってばかり。
noteで読めるザワークラウト料理、最新順に3本↓

全部おじさま…笑
いつもレシピのご紹介をありがとうございます。

最新版は「魚介のシュークルート」。魚介…!組み合わせが全くの想定外。すごーい。私の魚介はイカが筆頭なので、瞬間的にやっぱりイカかしらと思ったのですが、ひとまず作る余裕と買い物に行けるタイミングでの出逢いで作ろう。…といってる間に時間が過ぎ…ようやく少し前に出逢いました。

「子持ちししゃも」アーンド「むきアサリ」

魚介界では、映えないナンバーワン・ツーを争うのでは?と思わせるような両者が並ぶと、既にシュール。

もうちょっと工夫ができればよかったのですが、スーパー行ったのが20時過ぎだったので、魚介コーナーすっかすか。シュークルートのプロのレシピにあったのは鮭とアサリでしたが、典型的なアサリはもうなく、むきアサリのパックが。砂抜き不要、むしろラッキー!と勢いでカゴへ。

後は何かの白身魚が1尾ありましたが、人がパックを手にとって戻した…を繰り返した様子。パッケージがくたびれてて、ちょっと手が出ない…と思いながら顔を上げたら、視界に子持ちししゃもが。「おお!久しぶり!元気だった?!」

ということで↓

なんでしょう、この画。一周回って映えてるような…。

↑オリーブオイルでガーリックと玉ねぎ炒めてから、白ワインをバシャー。ザワークラウトをドサー。追加でにんじんとじゃがいもを。後はタイムとローリエです。

ここから30分煮込むということで、暇人に。そこで冷凍庫の永久凍土鶏肉みつけた時に、見て見ぬふりした冷凍枝豆と、その鶏肉使った際に同時に焼いていたれんこんの残りを使って一品↓

枝豆ってお通しとしてビール飲みながら食べると、気づいた時には殻が山盛りになっていますが、今回のようにひたすらプチプチとお皿に押し出す作業は、デラウエアを急いで一粒一粒食べる時のノリに似てますね。つまりちょっと面倒です。すなわち、暇つぶしにはもってこいです。

↑30分後、いい感じに。
プロは、次にフライパンで鮭とアサリの白ワイン蒸しなさってます。どうしよう。この上から追っかけで子持ちししゃもとむきアサリ入れちゃってもいいんじゃない?とも思ったのですが。やっぱりプロの手法に従おう、ということで…

↑シュールな画、再び。ぼーっとしてたら白ワインと間違えて、赤ワインを手に取っていました。一瞬ドボッと入れかけて「ひっ!」となってから改めて白入れたのでロゼ状態。からの……

↑整いました。

子持ちししゃも、かわいい。むきアサリに至っては存在ほぼ消してて、シャイな感じがかわいい…笑

こちらは暇つぶしから生まれた、れんこんと枝豆のチーズ焼き↓

焼いたら枝豆の多さがちゃんと見えてます。パプリカパウダーかかってます。

〈食べた感想〉
子持ちししゃも、冒頭に書いたとおり個性が強い!
食べながら頭の中にぐるぐると巡ったのが、居酒屋さんの光景と、子どもの頃たまに食卓に出たときの光景。

「そういえば、ただ焼いただけの姿しか見たことなかった!理由があったんだ!!」

そう思いながらもまだ「魚介のシュークルート」としての味わいを見出せないかと、フォークに全要素を詰め込んで、調和の可能性を探る取り組み↓

ちゃんとむきアサリも刺さってます。

残念ながら、シュークルートと子持ちししゃもは口の中でも完全に独立しており、むきアサリに至っては存在を隠したまま(笑)

おまけにこっちの写真も↓

れんこんは、サンド用に焼いたときにカレー粉まぶしてたので、チーズ・枝豆と共にいい感じでした。

↑翌日の夕飯でも。

このタイミング辺りで、ユイじょりさんの記事とユイじょりさんによるNikkei Styleの記事を読ませていただき…TKGが急に食べたくなりました↓

私のTKGは、別皿で魚卵とコラボ…↓

チーズと鰹節入れてみました。サラーっと食べられて栄養も取れて、TKGってすごかったんだと再認識。ユイじょりさんもありがとうございますー。

ということで、今度は鮭とアサリ(純正)で作ってみたいと思います。難しそうなお名前のソースと共に…。

ちなみにシュークルート、玉ねぎとガーリック炒めからの白ワインで30分煮込みは、すごくおいしかったです!

↓翌日のランチタワーでも存在感。

子持ちししゃも&むきアサリは、別に保存してたので、シュークルートは単体でランチの一品に転用できました。

今回も学びが多い料理となりました。勢いに任せるばかりでなく、一歩立ち止まって考えることもなるべくしていきたいと思います。

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