ハス ちょぼ先生の自己流おさかな図鑑 vol.54
日本産淡水魚で稀なフィッシュイーター。口が「への字」の形状をしている面白いおさかなである「ハス」のご紹介です。
・標準和名
ハス
・漢字
鰣
・学名
Opsariichthys uncirostris uncirostris
・分類(仲間分け)
コイ目コイ科ダニオ亜科ハス属
・大きさ
全長30cmほどになる。
日本産の淡水魚にしては大型である。
ボックスティッシュくらいの大きさである。
・生息地と知名度(認知度)
琵琶湖、淀川水系、福井県の三方湖に自然分布している。琵琶湖の稚アユ放流に伴って、日本各地に移植されている。
河川の下流域や平野部の湖沼に生息する。
知名度はかなり低いと思われる。知っていたら凄いというレベルだ。例えるなら、プロレスラーの新崎人生くらいの認知度である。
・ちょぼ's コメント
琵琶湖でバス釣りをしているとたまーに釣れてくる。ルアーに果敢にアタックしてくるフィッシュイーター(肉食魚)である。
口が「へ」の形になっており、魚を捕らえるのに適した形状である。
日本産淡水魚で肉食魚ってなかなかいないから貴重な存在であると個人的に思っている。そんな獰猛なおさかなであるが、飼育しようと試みてみるが、すぐ死んでしまうという繊細な面も併せ持つ。私の採集の仕方が悪いのか?輸送の仕方の問題か?よくわからないが、生かして持って帰ってくるのに一苦労な魚である。淡水魚界のイワシ並の脆弱さだと思っている笑。
琵琶湖周辺では、稚魚から成魚まで様々な調理法で食べられている。滋賀県米原市ではハスづくしの料理が食べられるお店があるらしい。肝心の食味だが、すごく美味であるという記事や不味くはないという情報まで(どっちやねん笑)様々あるので今度の自分の舌で確かめてみたいと思う。
※画像はweb魚図鑑から引用
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