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音楽を聴いたブドウは美味しくなる!? 驚きの研究結果(テキスト版)
みなさん、こんばんわこんにちは!
ちょぼ先生です。
今日はちょっと変わったブドウのお話をしたいと思います。
皆さんは「音楽を聴いたブドウは美味しくなる」って聞いたことありますか? 「え?ブドウに耳なんてついてないじゃん!」って思いますよね。 私も最初はそう思いました。
でも、実はこれ、本当なんです。 ちょっと信じられないかもしれませんが、科学的な研究結果も出ているんですよ。
ブドウは音を「聴いて」いる?
ブドウの原産地はカスピ海沿岸部で、世界中で栽培されています。 ヨーロッパでは乾燥した土地でも育つブドウを栽培し、腐りやすいブドウをワインにして飲んだのが始まりと言われています。
ブドウはつる性の落葉低木で、古代から大規模に栽培され、生食だけでなくジュースやワインの原料としても使われています。
そして、このブドウに音楽を聴かせながら育てると、なんと音楽を聴かせないものに比べて成熟が早く、果実の味や栄養も優れているという特徴があるんです。
「なんで?」って思いますよね。 実は、音は空気の振動で、波として伝わります。 光も同じように波で伝わるんです。
様々な波長の光があり、波長の違いによって色が変わります。 音も空気の波、振動で伝わるため、言葉の意味は理解できなくても、音の振動自体は植物に伝わります。
つまり、ブドウは音楽を「聴いて」いるわけではないけれど、音の振動を「感じて」いるということなんです。
研究結果も明らかに
フィレンツェ大学農学部のステファーノ教授の研究によると、ブドウ園で24時間クラシック音楽を聴かせたものと、防音室で隔離したものを比べると、音楽を聴いていた方が成熟も早く、実の栄養も豊富で甘く美味しくなるという結果が出ています。
2001年の中国の研究グループでも同様の結果が出ています。 音楽に含まれる低周波(100Hz〜500Hz帯)の振動が根の成長に良い影響を与えているという研究結果もあります。
植物体内でどのようなメカニズムが働いているかはまだ解明されていませんが、音の振動を認識することで根がより良く成長し、水を吸い上げ、光合成を促進することで、成熟が早まり、実に甘みと栄養が蓄えられると考えられています。
音楽と植物の不思議な関係
この研究はブドウだけでなく、様々な植物で試されています。 ブドウはヨーロッパで多く栽培されており、実験材料として適していたのかもしれません。
様々な植物が音を振動として認識できるため、試してみるのも面白いかもしれません。 家庭菜園で試すのは難しいかもしれませんが、このような研究結果があることを知っておくと、植物に対する見方が変わるかもしれませんね。
もしかしたら、あなたの家の植物も音楽を聴きたがっているのかも?
今日は音楽を聴いたブドウは美味しくなるというお話をしました。 それでは、また。
この記事の元ネタの音声データ↓