新入社員の背景を知る重要性

・新入社員の扱い方が年々難しくなっている

・基本的には能力が高いが主体性がなく、怒られてもヘラヘラしている。または話しを聞いてはいない

新入社員が今年もやってきた。

…扱いずらい!と毎年この時期に感じてはいるものの、毎年その扱い方の難易度は上がっているように思える。

これは皆様も感じてるとは思うが、個人的にはざっくりというと6年前に「あっ人種が全く違うニュータイプがきたな」とその時感じた感覚が毎年ループしている。

特にわれわれ30代と違うことは、怒られ慣れていない事だ。

これは体罰に対して世間一般で厳しくなった事に起因している部分もあり、学校社会において教師から怒られていない事もあるが、根本としては

①親からも怒られない

②部活などスポーツチームに属さなくても学校生活を送れる

以上の2点が大きい。

子供の教育に正解はないが、怒らず甘やかして教育するほうが親は楽だ。

ただそれは本当に子供の為なのか?親が楽をしたいからなのでは?教育に対して出来る限り正解に近い答えを見つけ出そうとしていないのでは? 将来のビジョンを描かないままその場しのぎをしているようにしか思えない。

これは学校生活でも一緒でまず普通の授業ではそれほど怒られることはなく、上司の理不尽さや(学校では監督)、人のアドバイスを真剣に受け入れる重要性、個人が主体性に努力した結果がチームに与える成果。これらを学校生活で学んでいないことは社会に出た途端に不利に働く。

ただその中で育ってきた新入社員には罪はなく、彼らには未来がある。

ここからその輝かしい未来へサポートしていくこともわれわれの重要な仕事。新入社員の扱い方が難しい、と感じると同時にどういった環境で育ってきたかその背景をまず知り、育成へ活かすことがとても重要なのではないだろうか?

責任は重大だ。











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山口正弘
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