本を多く読む人、読まない人
「現在の出版されている、特にビジネス系やノウハウ系の本は8割が共通していて2割が著者独自の視点や情報だから読まなくても良い」
という記事を見かけた。たしかにそうである。自己啓発本は同じような内容が違うような表現方法でかかれており数冊読めば多読をしても知識は増えない。(ただし時代の変化に対応しているものは別)
しかも実際には使えない間違った知識を得てしまう事もあり読者の知識や経験、受け取りての賢さがないとさらに意味がないものとなる。
また本を多く読む事で知識は本にコントロールされる。これはこうしなきゃいけない、こういう場合はこうする。など本がマニュアルになり、問題に直面した際に思考停止になりどんどん考える力がなくなってしまう。臨機応変な対応ができないのだ。
また全く読書やコラム等を読まない人は新しい知識は増えにくい。ただし色々な経験を主体的に出来る人、洞察力や観察力が並外れている人は起きている事柄から新しい発想を得て、新しい概念を形成できる人もいる。ただしごく少数派だ。
ご飯は腹八分目が良いと昔からいうが、おそらく読書もほどほどにが良いのだろう。本で知識を得て、その知識を使いながら新しい概念を形成する。
このサイクルが出来るようになれば、知識もあり臨機応変に動け人間的な成長ができ、自然とプライベートも仕事もうまくのではないだろうか?
読書に疲れたら海を眺めて、得た知識を深掘りしてみるのも手。
全てはほどほどに。
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