人並みにできることが何一つない
はじめに
はじめに書いておくが、この記事は別に誰かを励ますためのものではない。
苦手なことが多い人間や社会に適応できなくて悩む人がどう社会で生きていくべきかを説くようなものでもない。
悩んでいる人間のために、「下には下がいる」と思わせる効果すらない内容が書かれている。
ただの無知無能無価値で努力ができないクズの戯言、愚痴である。
何もできない
自分は、人並みにできることがない。何もない。取り立てて人より優れていることがない、というだけならまだしも、人並みにできることが何もないのだ。26歳にもなって、ひとつも。
勉強ができない。学力は小学生以下。読み書き計算は本当に最低限しかできない。辛うじてできるだけ。体力もない。手先が不器用で、絵を描くのは下手だし、何か作れるわけでもない。料理も裁縫も、DIYもできない。歌も下手だし楽器もできない。歴史とか文学とかアニメとか、何か特別詳しいわけでもない。
本はたまに読むが文学に強いわけじゃない。
車の免許はあるがAT限定で、自動車学校も運良く卒業できただけ。実際は判断力に難がありいつ事故を起こしてもおかしくない程度の技量しかない。
地図が読めないし覚えられない。だから地図で道順をあらかじめ確認して目的地までたどり着くということができない。バックで駐車もできない。
そんなふうだから、AT限定とはいえせっかくの免許も仕事に活かすことができない。
免許を持たない方がいい人間。
言動は不気味で気持ち悪くて挙動不審。頭が悪いし教養もないので中身がスカスカでつまらない。他人とコミュニケーションを取るのが下手で友達も少ない。初対面の人間にはほぼ嫌われる。
身長は低いし眼鏡をかけないといけない程度の視力だが、大きな病気をしたことはなく、体が弱いわけでもない。手足が不自由といった障がいもない。一応は五体満足と言ってさしつかえないと思う。
不器用でキレやすくて集団行動に馴染めず、保育園や小学校で教室を飛び出すなどの問題を起こしていたので、自閉症という診断を受けたことがあるが、自分ではそんなことはないと思っている。
単に生まれつきクズだっただけ。自己中心的で頭が悪いだけ。わからない、ついていけない授業などはボーッとして自分の世界に籠って過ごしていたが、それはつまり努力せず怠けていただけということ。自己責任。仮に発達障害だったとして、それを責任逃れや言い訳のための免罪符にするようなことがあってはいけないのでそう思うようにしている。
誤解を招きたくないので書いておくが、発達特性を持つ人間を責めたくてこんなことを書いたわけではない。俺はあくまで自分のことを書いているだけ。
両親は癖のある人間だが一生懸命頑張って育ててくれたと思う。オモチャも買ってもらったし、食べるのに不自由したことはない。大学まで行かせてくれた。毒親というわけではない。双子の兄と3つ歳上の姉もそれぞれ専門学校、大学を出ている。兄弟仲も悪いわけじゃない。
色々あって父親は家族全員からの評判が最悪だが、プライベートを犠牲にして休みなく働いて、子供を3人も高校より先の学校に進ませるなんて決して簡単なことではない。自分にはとてもそんなことはできない。
感謝こそすれ、恨む道理などない。
でも恵まれた環境でそこまでしてもらって、俺は何もできないゴミになってしまった。親不孝にも程がある。
すごく恵まれた環境にいるのに何もできない。ハンデがあるわけでもないのに俺ほど何もできない大人というのはそうそういるものじゃないと思う。
こんなことで一番を主張してもしょうがないけど。
何だよ不幸自慢かよ。悲劇の主人公気取りかよクズニートが。悪いと思ってんなら努力しろよ。然もなくばこの世から消えろよ。
と思って生きている。ごめんなさい。最初に書いた通り本当に愚痴でしかない。ごめんなさい。
だったら社会に出なくてもいいのか
今から書くことは、自分の頭の中に浮かんでくる言葉。仕事とか自分の能力、人生のことを考え出すと大体こんな感じのことが頭の中をグルグル回る。
自分の思考の癖というか何というか、思春期に入りかけた頃から、自分に厳しい言葉を投げかけたり、罵倒するようになった。もう一人の自分に言わせるような感じで。でもそれは本当にくだらないことで、
営業にしろ運送業にしろ仕事で運転したくないです。怖いです。スーパー、コンビニでのレジ打ちや飲食店での調理も要領が悪くてできる気がしません。
飲食店でのアルバイトは大学時代に3日でバックれました。
勉強ができないので塾で教えることもできません。
特別な資格やスキル、専門知識もありません。
もともといた会社は樹脂金型を扱う会社だったけど、加工も設計もできるようになりませんでした。自分から進んで努力できませんでした。
会社に入ろうとしても、その会社の人間に迷惑をかけるだけだなって思うと、探すこと自体から逃げたくなります。
他人からしたら自分と関わるメリットなんて何もありません。話すだけで他人を不快にしてしまうので人前に出ることもできません。
心配してくれているのはわかっているんだけど、雑談をするとふとした拍子に仕事の話に話題を変えられるので最近では親との会話も極力避けるようになりました。
その癖夢見がちで現実が見えてなくて、「何か自分にもできることがあるはず」とか、「自分にもできる仕事はないか」なんて考えるんだけど…。
本当にできる仕事がないんです。
自分は無能です。何もできません。だから養ってください。仕事したくないです。働きたくないです。理不尽な目に遭いたくないです。しんどい思いはしたくないです。
馬鹿が。そんなものは通らない。
泣き言言ってる暇があるなら仕事を探せ。できることを増やすために努力しろ。みんな大変な思いをしてるんだ。辛いのはみんな同じなんだ。言い訳するな。逃げるな。
という話にしかならない。
それで何もしてこなかった過去を悔いて、何かを始めるにはあまりに何もできなさすぎる自分の現状を嘆いて、結局何もしない。
それでもやっとのことで重い腰を上げて何かすることがあるとしても、こうしてブログを書くぐらい。何か変えたいな、思考を整理したいな、と思ってやるけど
何も進まない。埒が明かない。堂々巡り。ストレス解消にはなるけど
本当に今のところ何も気にせず、苦もなく取り組めることがこれぐらいしかないので、寝てるだけよりはマシと思ってやっているだけ。
続けていけば何か見つからないかな、変わらないかなって期待をしている。
とりあえずしばらく飽きるまで続けていく。
以上、何も意味のない文章でしたとさ。