
『未来』2024年12月号
嶋稟太郎「時評」
〈文法的に詠嘆を示す言葉がなくても、心の様子は読み取れる。そもそも短歌は「うた」であり、詠嘆は「うた」の機能だ。「冗語」は言葉の分類であって、詠嘆と直接イコールでは結べない。〉
この辺り、よく分かる。『短歌研究』10月号の髙良真実の論について。この部分に続く部分で嶋は「冗語」の定義を確認しているが、本当は多分それだけで一論文書けそうな語だと思う。短歌にどう使われるか以前に、冗語そのものに興味を持った。
2025.1.10. Twitterより編集再掲