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『方代研究』第75号

大井学「「山崎方代」という嘘」
〈現実に存在している方代が、歌という詩の中に「方代」を歌い込む。そこにおいて現れてくるのは、方代その人ではなく、自分自身または読者の目に映る「方代」だ。〉
 短歌の私性とも深く関わる問題。
 自分自身をキャラクター化して「方代さん」という登場人物を作った。土屋文明にも「ツチヤクン」の歌があるが、この手法を本格的に始めたのは山崎方代だということはもっと語られてもいいと思う。

2024.9.11. Twitterより編集再掲

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