飛行機で泣く子を持つ親になったときと近くの席の客になったとき
電車の中で、スポッ太(スポーツを見るのが好きな息子)が泣いたら、私の方が泣きたくなった。
赤ちゃんの時はよく泣いた。
「泣いていたら降りろ」と中年の男性に詰め寄られたこともある。
でも病院のお見舞いの都合で、降りられなかった。
悲しかった。つらかった。
飛行機では、比較的いい子だった。
離陸直前に何か飲ませる、という技を使って(後述)。
でも、飛行機の方が大変だ。
密室で、短くても1時間以上は席を離れられない。
長いと・・・泣き続けられたら、近くの席の人の大変さもよくわかる。
私だって、独身時代は「うるさいなあ」って思ったことがあった。
今はそう思ったことも、謝りたい気持ちだけど。
GWはお出かけが多くなると思うので、ちょこっとしたアドバイス。
もう知っているようなことかもしれないけれど、お許しを。
さて、そんなときの方法はふたつ。
一つ目は先ほど挙げたように。離陸時と着陸時に何か飲ませること。
飲むことで耳抜きが自然にできる。
そのためには、子どもに「のどがかわいた~」といわれても、飛行機に乗る前は水分を取らせないという”準備”が必要。
そして乗ってからも、少しおしゃべりなどして、飛行機が動き始めたら、飲ませる!
何人もお子さんがいたら大変だけど、一番小さい子を重点的に!
私はこれで飛行機を”乗り切った”。
もう一つは、周囲の席の方にあいさつをすること。
できたら隣りだけではなく、前列、後列まで。
「すみません、子どもが小さいので泣くかもしれません。
ご迷惑をおかけしたら、すみません」
そう伝えることでお互いに、心の準備ができるから。
少し加えると・・・
その時に「「今、1歳ちょうどなんです。やんちゃなんですが」とか
「○○(名前)といいます。飛行機は初めてで、興奮していて・・・」
と子どもの情報を少し伝えると、もっといい。
そうすると、その子が「知った子」になるから。
私は誰かが騒いでいるな、よりも、「隣の○○ちゃんが騒いでいる」と思う方が気持ちが楽だった。
ある人が、赤ちゃんを高く掲げて「この子が騒ぐかもしれません! 今から謝っておきます!」といったとか。
それもいい方法。
そして聞く側は・・・
うるさいのが嫌な方、音に敏感な方は耳栓を用意する、とか・・・
音楽などを聴くとか・・・
していただけると、本当に助かる。
騒いでいる子を注意しない場合は困るけれど、泣いている子には罪はない。
あなたもきっと泣いていた。
赤ちゃんの時に、飛行機に乗らなかったかもしれないけれど。
一番つらいのは、泣いている子を抱っこしている人なのだと、わかってほしい。
無理に愛想をよくしなくていいし、笑わなくていい。
普通にしてくれたら、それでありがたい。
子どもが飛行機で泣くのって、ほんの一瞬。
その子が泣かなくなったら、次の赤ちゃんが泣くんだけどね。
かくして世代が育っていく。
そのことに、感謝したい私。
※イラストはmihoさんからお借りしました。ありがとうございます。
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