安くておいしい、つくね七変化
子どもから大人まで、好きな人の多い鳥つくね。
うちも息子が小さいときから、焼き鳥屋さんに行くと「ぼく、つくね!」と主張してた。しっかりぱくついていた。
今は外食が少ないけれど、こねこね作るのもなかなか楽しい。
ひき肉料理は粘土感覚。あまり練るとヘタるからいけないんだけど。
鶏ひき肉は胃にもお財布にやさしくて、時々作りたくなる。
今回は3種類プラス1、作ってみた。
ひき肉料理はバリエーション豊富になるのがうれしい。
ひき肉は、いろいろなものを混ぜるのでそんなにたくさんでなくても大丈夫。
でもお安いので、まとめ買いして冷凍してもいい。
今回は500gとちょっと多め。
3人分の夕食と、翌日のお弁当ひとり分。
その前に基本の二人分をご紹介。
ササッとパターン二人分
材料
鶏ひき肉 250g
豆腐 1/4丁
長ネギ10㎝分か、玉ねぎ1/4個
塩 小さじ1/2
片栗粉 大さじ2くらい
すりおろししょうが かチューブのショウガ 少し
お酒 大さじ1/2
あったら山椒
作り方
調味料はあるもので適当に。お酒がなかったら、少し水を入れるのも手。柔らかくなるし、扱いやすくなる。
ネギか玉ねぎをみじん切りにする。
しょうがをすり下ろす。
鶏ひき肉にお酒と塩を入れてよく練る。
粘りが出てきたら、しょうが、片栗粉を入れて、練る。
手で練るのが苦手なら、ゴムベラでもいい。
薄いビニール手袋でやる人もいるみたい。
熱したフライパンに油を入れ、中火で温める。温まったらスプーンですくって焼いていく。
途中でひっくり返し、5分程度焼いたら、みりんとしょうゆを大さじ1ずつ入れる。
フライパンを回し、つくね全体にからめる。
できあがり。
3種バリエーション
材料
鶏ひき肉 500g
豆腐1/2丁
長ネギ1/2本か、玉ねぎ半分
卵1個
塩 小さじ1
片栗粉 大さじ4、5くらい
すりおろししょうが かチューブのショウガ ひとかけ分
お酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
山椒 適当
ゆかり 大さじ1
シソの葉
なす 大きめ1本
作り方
長ネギか玉ねぎをみじん切りにする。
しょうがをするおろす(チューブでもOK)。山芋があったらすりおろす。
鶏ひき肉にお酒と塩を入れてよく練る。
粘りが出てきたら、卵、山椒、しょうゆ、山芋、片栗粉を入れて、そのたびに練る。
まずお弁当分、1/5くらいを別にして、ぴたっとラップをくっつけて冷蔵庫へ。
残り全体の1/3くらいを別のボウルに分けて、ゆかりを入れて混ぜる。
フライパンに油を入れて中火で温め、温まったら丸めて入れていく。
手に油をつけても丸めてもいいし。スプーンで落としてもいい。
途中で裏返して、5分くらい焼く。
火が通っているか心配なら、竹串で真ん中を指してみて。
透明な汁が出てきたら大丈夫。
残りのうちの半分は両側か片側にシソの葉を貼って、焼く。
残りは3~5㎜厚さに切ったナスの間に肉だねをはさんで焼く。
こんがり焼けたら、できあがり。
肉を焼きながら、空いたししとうやピーマンを焼くと時短に。
お弁当分
ピーマンを二つに切って、肉が外れないように小麦粉を中にまぶす。
肉だねを詰める。
これだけでもいいし、つくねなどにしてバリエーションをつけてもいい。
同じように焼いて出来上がり。
あっさりしたつくねも、種類を増やすとあきないで楽しめる。
ナスじゃなくてレンコンでもおいしい。
時間があったら、種類を増やすのは楽しい。
お子さんがいたら(パートナーでも)、
「ピーマン(肉詰め)となすとどっちがいい?」なんて聞いてサービス精神を発揮できたらすてき。
ちなみにうちでは、なすのはさみ焼きが好評でした。
あまった枝豆があったら、さやと皮をとって加えるとかわいい枝豆つくね団子になる。
塩味と照焼きを分けても、味に変化ができる。
つくね七変化。
鳥のひき肉はもも肉と胸肉を選べるお店がある。
コクのあるもも肉か、あっさりした胸肉か、好みで選んで。
あっさりしているので、食欲がなくても食べやすい。
七味や大根おろし、ポン酢も合うので、好きな味つけでどうぞ!
我が家では好評であっという間に平らげていたし、お弁当もきれいに食べていた。うれしい。
種を多めに作って冷凍すれば、すぐできる。
うちは食べきっちゃったから、また今度ひき肉を買おう。
別のバリエーションを考えるのも楽しみ!
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