もっと自由にと背中を押してくれた墨字
元気がないとき。
自分が固まっているなと思うとき。
ありますよね。
もっと思い切りて足を伸ばして、思考も柔らかくしたいのに――
生活の中の自分
毎日の家事や仕事。
苦にならない時もあるけれど、重くてつらい時もあります。
時間ばかり取られてしまい、ため息をつくことも多いです。
私を地面に引き付けるためのアンカーみたい。
「生活? そんなものは召使に任せておけ」
『未来のイヴ』(オーギュスト・ド・リラダン)にそんな言葉があります。
私は著書を読んでいないけれど、この言葉は広告で見たことがあって、強烈に頭に残っています。
貴族は、実際そういうこともあるでしょう。
ではそれがいいかというと、肯定できない自分がいます。
私は生活を愛したいのです。
ていねいな生活をしているわけではありません。
でも、食材を買ったり、ご飯をつくったり、晴れた日に洗濯を干すことを手放したくないのです。
ささやかな楽しみが毎日を作っています。
でも時どき疲れてしまうことがあります。
うつむいて、空を見上げられない時が。
思考も行動も体も、硬くなっている自分に気がつきます。
このままではいけない。どうにかしたい。
noteもそう。固まったり、書けない日もありました。
そんな時に届いたメッセージがあります。
あでやかな文字が羽ばたく
美しい文字でした。
私の博物館探訪記を読んで、創造してくれたのです。
なりたい自分が描かれていました。
雅な世界や煌びやかさを堪能してから、こんどはおもちゃ箱を前に遊びましょ。
描かれたときの文がまたとても美しく、世界を広げてくれます。
まるでタイムマシーンに誘われて時空を超え、伝承を遊びのなかで繋いでいく。
墨字書家・五輪(いつわ)さんが描いてくださったのです。
五輪さんはいつも見事な創作墨字を書かれています。
優美で、力があり、すうっと光が射すような文字です。
創作墨字とは――
本来の自分、素に戻った状態でしたためる書であり自分のオリジナルの漢字です。
五輪さんが【#創作墨字お礼祭り2021】で、記事を読んで連想する文字を書いてくださるという企画をしてくださったのです。
私は「お願いしていいのかな」と迷いつつも、それまでに拝見した文字の美しさに感動していたので、「お願いします!」と手をあげたのです。
それまで「なんてすてき」「いいなあ」と指をくわえてみていたので、どうしてもお願いしたくて。
今まで上がったほかの方の文字もそれぞれ素晴らしいものです。
ぜひご覧くださいね。
漢字の成り立ちもていねいに添えてくださっています。
もっと伸び伸び自由でいい
見ていて、もっと遊んでいいのだと気がつきました。
思考も行動も体も、もっと自由でいい、もっとのびのびと、もっと遊びたい。
深呼吸をして、青い空を見上げます。
博物館でのことなのに、思いは屋根を突き抜けて、空まで行きました。
気持ちがいい。
文字をもう一度見ると、輝いて見えました。
鎧を脱いで、硬かった体をほぐしましょう。
美しいものに触れた時、理解してくれる人に出会った時、新しい世界が開けます。
目の前に。
新しい自分に出会った気持ちです。
五輪さんへ心から感謝を。
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