自分にないものにあこがれるから理系マンガが好き💗
私は根っからの文系で、科学の知識もなければ、計算も苦手。
教養としての数学も身についていません・・・。
夫は呆れて「よくこれで生きてこれたな」という目で時々私を見ます。
息子は小学校の中学年から、算数の宿題は決して私には聞きません。
「お母さん、もういいよ」という声が記憶に残っています。
あの”あきらめた”響き・・・😨
ガ~ン!!
これでいいとは思っていないし、科学には興味のある分野もあるんです~。
科学番組を見るのも(時々だけど)好き。
宇宙には興味があって、少しだけ勉強しました。
だからダークマターとか、系外惑星とか聞くとわくわくします。
でも人には説明できません・・・。
そんな理系ダメダメ女子の私が好きな理系マンガ。
こうしてわかりやすく説明してくれたら、もっと理系も得意になったかもしれない! というあり得ない夢を追うことができます。
理系おたくの深い沼
しょっぱなから「僕と貴女の収束性と 総和可能性を iで解析しませんか?」という「愛の告白」で始まります。
理系マンガ『決してマネしないでください』(蛇蔵、全3巻)はお勉強のできる物理の学生が、食堂のお姉さんに恋するお話、でもあるのです。
もちろん相手にはその気持ちは通じません。
その恋を応援する変人の学生仲間や先生(全員理系)、それにエピソードに出てくる科学者が傑作!
科学者列伝は、息をのむおもしろさ。
ほのぼのした動物と話せるお医者さんの児童文学『ドリトル先生』とあの恐ろしい二重人格者『ジキルとハイド』が同じ人物がモデルだったとか!
ジョン・ハンターという破天荒なイギリス人なのですが・・・。
ノーベル賞を2回受賞したキュリー夫人が実は恋多き女で不倫をして熱烈なラブレターを相手に送っていたとか・・・。
そして、恋の行方は?
相手の女性は食堂の仕事をしている科学についての素人さんですが、考え方が柔軟。質問や感想が、いいんです。
酸素が燃える素と知って、
「ではなぜ酸素というんですか?」と聞いたり(答えは長いので漫画で)
「物理学って何ですか?」と聞いて、
「自然がどんなルールでできているのか 数学を使って解き明かす学問です。(中略)考えるだけで宇宙の果てまで行ける、それが物理学です」
という答えを聞いて、
「なんだかロマンチック。ちょっと物理が好きになったかも」。
いいなあ💕 私の身近には教えてくれる人がいたらなあ(変わらなかったかもしれないけど)。
ドラマ化もされています。
数学好きも苦労している
記憶力のみで京都の名門大学に進学してしまった学生の苦難のお話。
『数字であそぼ。』(小学館、5巻発売、連載中)も登場人物が個性的すぎるんです。
主人公はお勉強はできたけれど、大学に入った途端に思考力も必要とされる高等数学の前に挫折。
そして周りは同級生も先生も奇人変人天才ばかり。
その中で成長していくので、数学で苦労している人にはピッタリかも。
私はそのず~~~っと手前で止まっているので、数学的にはちんぷんかんぷんです。でも、おもしろいと思えるから不思議ですね。
理系くんと結婚したら?
まったく理系じゃないけれど、典型的理系男子とお付き合いして、結婚したらどうなるの?というのがこれ。
『理系くん』(高世えり子、文春文庫、全6巻)シリーズ、これは私の視点と近いかも。
そうだよね、わからないよね、うんうんって思います。
デートやプロポーズ、結婚準備、考え方の違いがいちいちおかしいんです。
家電のスペックを全て調べて一覧にする彼、「適当に選べばいいんじゃない?」という主人公。そうそう。
結婚して子どもも二人生まれ、育児もしてくれます。
この旦那様はものすっごく優しいので、すべての理系男子に当てはまるとは思えないのですが、思いっきりほのぼのします。
理系はまだ遠い世界
ほかにもたくさんありますよね。理系マンガ。
夫が好きだったのはこれ『理系の人々』。
夫は自分を「根暗な文系」といっていますが、頭はかなり理系です。
このマンガは理系が理系のために書いている気がして、私はあまりのめりこめなかったんです。再読したら違うかな? また読んでみます。
ほかにも有名なのがありますが、読んでいないので今は紹介できません。
『はじめアルゴリズム』とか読んでみたいな~。
チャンスがあったら、ほかのマンガも読みますね。
私みたいにならないで、と息子をず何度も科学館に連れて行きました。
でも、私に似たんでしょうか。
全教科中、最も苦手なのが理科。ああ・・・。
あの努力は、なんだったの?
ま、いいか。私が楽しかったんだから。
これやほかの理系マンガ、推薦や感想があったらぜひお願いします!
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