広がる青空の下でのバーベキューは最高!
空が青くて高かった。
「ビールにする? ワインにする?」
「次はワインにしようかな。焼き手、代わるよ」
なんという贅沢。
青空の下でバーベキュー、ジュ―ジューの幸せ。
息子が小学校の低学年。
少し離れた広い公園で、バーベキューができるという情報を知った。
同じ小学校の友人に話すと、一気に盛り上がった。
「行こう!」
スケジュールを合わせて、予約。
大人7人、子ども10人くらい。
事前に待ち合わせて、野菜係、おやつ係、飲み物係、子どもの世話係と分担。
全員飲む気満々だから、電車で。
重い荷物を持って。
「おいしいお酒のためにがんばれる」
「帰りは軽いもんね」
気分は大人も遠足。
施設で申し込んでいたお肉を受け取って、準備。
みんな、こういう時は手早い。
ササッと荷物を広げて、食材を準備して、洗って、切って。
焼き始める。
代わりばんこに焼き物係。
この時はお父さんの方が活躍してくれる。
夫も張り切っている。肉を焼くのもうまい。がんばってね。
ジュワッという音が、ジュージューに変わって、いい香りが漂う。
遊んでいた子どもたちがわらわらと寄ってくる。
お皿をもって順番に。
「アチ、アチチ」
「うん、うまい!」
「もっと、お肉!」
子どもたちはぱっと食べ終わると、また遊びに走り出す。
ようやく大人の番で。
あっついけど、ビールがおいしい。
椅子に座って、く~っとビール。
プハ~~ッ!!
大ぶりのお肉をかじる。肉汁がはじける。
「うまっ」
次はワイン。
グイッと。
ふわ~っといい気分になって、椅子の背に身を預ける。
青空がサ~ッと広がっている。
極楽、だな。
お次は焼きそば。
ソースのにおいに、また子どもたちが寄ってくる。
なぜか焼きそば名人がいて、ジャカジャカジャカッて上手にさばいている。
あのパパにこんな技があったとは。
焼きそばを食べ終わるころには、子どもたちは遠くの遊び場にいっている。
けだるくて。
ちょっと眠い。
でも、心地いいだるさで。
このまま、うとうとしたいな、なんて思う午後だった。
拝啓 あんこぼーろさんの企画に参加しました。
忘れられない景色と、味。
あんこぼーろさんのわらび餅、おいしそうです。
私はりらさんから知って、参加しました。
茶わん蒸しも・・・食べたくなりました。
なつかしい景色と重なり合うなつかしい味、もっとある気がします。
思い出してきました。幼いころのあれや、これや・・・。
また書いちゃうかもしれません。
楽しい企画をありがとうございます。