小さな庭、20年経ってこうなりました
先日、庭木の剪定をしました。
数年前から屋根を超えそうになり、毎年2階の窓から剪定をしています。
春に軽い剪定をしていたのですが、この夏は想像以上に成長し、秋になって葉が落ちたら一気にやってしまおう!と決めていました。
今日はコツコツ自分たちで植えてきた小さな庭が20年でどんな変貌を遂げてきたか、ご紹介していきたいと思います!
これから家づくりをしようかな?と考えている方、庭はあるけど何もしていないという方は、庭づくりを考えるきっかけにしていただければ幸いです。
1)庭ビフォーアフター 竣工~20年後
我が家には家を挟んで北側と南側に分かれる形で庭スペースがあります。
50坪の土地に駐車スペースを3台とっても、家が小さいので、そこそこの庭スペースが取れています。
●南向きの裏庭
1本だけ植えられていたシャラの木は我が家に合わなかったようで、しばらくして枯れてしまいました。
自分で手を動かすのが好きなこともあり、この状態から全て自分たちでホームセンターに行ったり、造園屋さんに行ったりして少しずつ植物を増やしていきました。
写真がいまいちですが…
3年後がこちら!
そして9年後がこちら!
デッキは夫と二人で、DIYで作りました。
GWに2.3日かけて作った気がします。
6畳くらいの大きさで、真ん中をくりぬいてブナの木を植えました。
当時、植木祭りで5000円程で購入し、車で持って帰ってこられるくらいの大きさでした。このブナの木が、先ほど娘が2階から切っていた木です。
畑には義母がアスパラなどの野菜を植えて楽しんでいましたが、ノラ猫たちに掘り起こされることもあり、苦戦しました。今は残念ながら放置されています…
ガレージから遊歩道までを結ぶ通路はタイルと砂利を敷き詰めました。
そして20年後がこちら!
秋なので葉がだいぶ落ちていますが、木は成長しています。
デッキは10年くらい楽しみましたが、朽ちてきたので撤去して、縮小しました。
小さかったブナの木(真ん中)とカツラの木(手前)が2階の軒先までの高さに成長!畑とデッキの隙間に植えていたカツラは、畑の栄養を吸い上げたらしく、すごい勢いで成長しました。
●北向きの前庭
ビフォーの良い写真がありませんが、8年後の前庭がこちら。
竣工時には左手のブナの木が1本あっただけでした。
基礎と土間の10cmほどの隙間に植えたワイヤープランツは、北向きがよかったらしく、巨大に成長して良い感じに基礎の無機質さを和らげています。
手のひらにのる小さな苗を30センチ間隔で数個植えただけなので、こんなに成長してびっくりしました。
2)室内からのビフォーアフター
引っ越し前の景色は今見ると、どうやって暮らすんだと思うくらい外から丸見えですね。
今ではこんなに豊かな景色になりました。
真夏以外は水やりもせず、大したことはしていないズボラ管理ですが、よく育ってくれました。
3)家+庭=家庭
昔、仕事でお世話になった造園屋さんが「家と庭、両方あって家庭が作られるんだよ。」と教えてくださいました。駆け出しだった私は、ホントだ!と感心したことを今でも鮮明に覚えています。
それからずっとその言葉が頭にあり、庭の手入れをするたびに思い出されます。
家も庭も手をかけた分、私たちの暮らしを豊かにしてくれます。
最近は家を建てても土のスペースを全く設けず、土間や砂利を敷くお宅も増えています。
虫が嫌い、お手入れが大変などの理由で植栽はいらないという声も聞きますが、個人的には1本でも良いのでシンボルツリーがあると、暮らしに潤いをもたらしてくれると思います。
最初は小さな庭木も、数年経てば素敵な景色を作ってくれます。その成長を毎年感じられるのも楽しいものです。
庭づくりにちょっとでも興味をもっていただけたら嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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