プラレールで、勝負したい!
日本語教室をやっていますと
安直に日本のアニメに
逃げてしまうことがあります。
確かにコンテンツとしては優れているし
実際にNetflixでは放送されています。
でも、なんか違う。。。
私のアイデアはここまでか?
もっとあるだろう!?
『私だけのアイデア!でてこいやぁ~!』と
心の中で叫びました♡
すると、我が家にあったプラレールが
「私がいるじゃないか・・・」と
名乗り出てくれたように感じました(笑)
プラレールの魅力
①どの国でも受け入れられるコンセプト
性的な描写も、暴力性も一切無し!
そして、世界中に電車は通っているので、子どもも
大人も受け入れやすい!
これは大きいですね。
②頑丈かつ細かい作り
とにかく頑丈です。
レールのプラスチックはとにかく頑丈。
これが、目指した物作りの意識の高さを
感じる大きな部分です。
大人が変な角度で割れることはあるかもしれないけど、
曲がりはしない。
そして簡単には外れないけど
子どもでも使えるジョイント部分。
これには何度も感心しました。
カナダに来てみると、同じ車幅のトーマスがいましたが、
プラレールとは全然違います。
割と簡単に曲がるプラスチック。
「すぐこわれそう…」としか思わないジョイント。
こっちのは、正に北米の象徴のようなおもちゃでした。
③数学的視点
もちろん、これを最初に挙げるべきかと思いますよね。
あの計算し尽くされたレールの長さと角度!
もはや芸術か!?とすら思わせてくれます。
そして、このプラレールのおもしろいまでの難しさは、無限に走る
長いコースを難しく成長させるところにもあります。
途中に分岐を入れるとさらに複雑さは増し、あらゆる年齢の
子ども(大人も)に対応した素晴らしいおもちゃです。
これを日本語教室でやれば・・・きっと日本語の話せないパパ達も不思議な魅力の元、子ども達と遊べると思うのです。
④自分で電車の行き先を決めることができる
プラレールを体験した人なら分かると思いますが、
プラレールを前にすると、誰もが想像力を発動させます。
「あっちにいきたいな」「こっちがいいかな」
「こんなものが作りたいな」と。
ドンドン膨らむイメージで、時には仲間と衝突することも。
でも、そこを上手くまとめ上げることで、
「意見の違う相手との交渉・人間関係」を学ぶことができます。
最高ですよね。
⑤実際に自分のまわりを走る
世の中に動くおもちゃはいっぱいあります。
高額なロボットも、言葉をまねるものも。
でも、自分が作って走らせた!という満足感を得られるのは
プラレールが一番じゃないでしょうか。
レゴより簡単かつ満足のいく成果が得られ、追求すれば
追求するほど難易度も上げられるプラレール。
この感動に言葉は必要ありません。
⑥変わらない基本
私、実はこれもすごく気に入っている部分です。
レールや電車の基本的な部分は、
年月が経っても変わらないんですよね。
これは凄く嬉しい部分です。
なぜなら、何年経っても買い足せるからです。
そして、必要な部分だけ買い足すことが出来ます。
わかりますよね?
何年か経ったら、別シリーズが出てしまう
この「商業主義」な感じ。
プラレールは、そんな「売れればいい」みたいな
感じがないんです。
あくまで、作り手(子どもも大人も)のワクワクを
止めないんです。
そんな目に見えないところへの
挑戦者を育てるプラレールは、
世界の子ども達におすすめしたいっ!
でもまずはこの町の、私の日本語教室から
ファンを作っていきたいと思います。
お家にある他のおもちゃも周りに配置して
タウンを作れば、最高だろうな~。
いつかやってやる!
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