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ポジティブフィードバックって褒めればいいの?

ポジティブフィードバックって?

企業の社員採用、人事評価、評価表を作成しています。

半年ごとの社員評価のフィードバック方法について、評価者に教える機会があります。

このところポジティブフィードバックの研修が2件、異業種でありました。
「マネージャーのフィードバック方法を統一しレベルを上げたい」という要望からです。

「ポジティブフィードバック」
この言葉が出てくる人事担当者はよく勉強しているなあ。

私はNLPを履修しているので、
コーチングを起源のコミュニケーションが組織の中ではかなり有効だと思っております。

マネジメントに「ポジティブフィードバック」を取り入れるとはすばらしい人事担当者です。

昔は、半年ごとの評価(人事考課)は、
・緊張するもの
・上司との面談で心が重い、怖い

というネガティブ要素満載スタイルだったのですが、
最近はフィードバック方法にもパワハラセクハラの徹底とともに
人材の能力をいかに生かすかにフォーカスされるようになってきました。

昔は人事面談


時間を経て、のちにキャリアミーティングになり、
フィードバックとなり、
会社によっては
ポジティブフィードバック」と言われるようにもなりました。

1on 1ミーティングなども取り入れている会社も多くなってきたので、
ポジティブフィードバックは「日常的にフィードバックするもの
という位置づけの会社もあります。

半年ごとの人事面談に限っているわけではありません。

では、ポジティブフィードバックって?どうすればいいの?

褒めればいいんでしょ!


となりがちですが、
日本人は人をほめるのが本当に苦手。

そして謙虚なので、
「褒められると居心地が悪い」
となってしまいがち。

褒めるためには人をよく見ていないといけないとわかります。
そして姿勢や、業務の良いところをみつける。

・迅速に処理ができて信頼できる仕事ぶり
・みんなを盛り上げるムードメーカー、部署が明るくなるよ
・正確な事務処理で本当に信頼できる
・時間を守って行動するじから安心できる

などなど、素晴らしいお仕事や仕事の姿勢の連続で組織が支えられていることがわかります。

褒めるより認める


褒めるのがハードルが高いと思っている方は
認める、と考えたほうが良いと思います。


「プレゼン資料のまとめ方がわかりやすくて、説得力があるよ」
「クレーム処理が迅速にできて助かったよ」
いずれも部下をよく見ていないと言えない言葉です。

と、具体的に業務について
よく見ていないといえないようなフィードバックを返すこと。

これだけで部下は安心します。
自分を見てくれていたんだ、
今の仕事の仕方でいいんだと、もやもやがなくなりとモチベーションが上がります。

人は誰だって認められたい(承認欲求)


平社員だって、部長だって、
社長だって、岸田首相だって(笑)
子供だって、主婦だって
みんな、認められたいし、褒められたいのです。

人の良いところを探す。
そのためによく見る。
そしてよく聞く。
これを自分の長所にしたいと、私も日々努力しています。

自分の良い所を見つけると、自分の応援団ができるようになり、
心がぐっと楽になりますから(笑)


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